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2016-06-07

平成27年度 市教委との懇談会 議事録

平成27年11月18日 輝きプラザきらら7階 大研修室 

会長:皆様こんばんは。司会が遅れておりますので、先に進めさせていただきたいと思います。まず初めにご挨拶を中路社会教育部長からお願いしたいと思います。

 枚方市教育委員会・社会教育部長 挨拶

 皆さん今晩は。私は枚方市PTA協議会との連絡関係のほうを担当しております枚方市教育委員会社会教育部長の中路と申します。どうぞよろしくお願い致します。本日は大変お集まりにくい時間帯にたくさんの皆様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。また枚方市PTA協議会の皆様方には平素から市教育行政に対する御理解と御協力を賜りまして、誠にありがとうございます。改めて厚く御礼を申し上げます。さて、教育委員会とPTAは子どもたちの健やかな成長を願うという名目におきまして、同じ思いを共有していると思います。本日の懇談会につきましても、そういった立場から様々なアイデアにつきまして共有化を図る有意義な機会となればと考えております。今後とも本市の教育行政を、教育を充実させるために、皆様方の御協力をお願いしたいと共に、参加いただきました皆様方のますますの御健勝と御活躍とを祈念致しまして、簡単ではございますが開会に当たっての挨拶と代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。 

会長:社会教育部長ありがとうございました。

 管理部長より職員紹介

 学校教育部長より職員紹介 

社会教育部長より職員紹介 

枚方市PTA協議会役員紹介 

会長:それでは、早速、教育委員会との懇談会における質問事項の回答について、各部会のほうから改めて質問とか聞かせていただきたいと思います。 

幼稚園部会:本日はよろしくお願いします。まず3年保育についてなんですけれども、私立幼稚園に委ねてきた経緯があるとのことなんですけれども、2番の質問事項です。これから新制度によって保育料が上がって、なおかつ入園者数が今減少傾向にある公立幼稚園において、依然として保護者からのニーズが高い3年保育の導入が望ましいと思うんですけれども、いかがでしょうか。ただ、やっぱり全園にすぐにというのは現実的に厳しいとは思うので、例えば、空き教室がある園で、まずモデルケースとして実施するというのはどうなんでしょうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 

市教委:今御意見いただいたんですけれども、こちらにも書かせていただいておりますように幼児教育を望まれる方につきましては、私立を含めて幼児教育を希望される方が受け入れられることができるようにということで、この間きておりますので、今御意見はいただいたんですけれども、やはり3年保育については私立幼稚園に委ねていくということで考えております。 

幼稚園部会:それはもう決定なんでしょうか。 

市教委:決定というものではございませんが、ちょっとこの間の経緯もございますし、はい。 

幼稚園部会:モデルケースで取りあえずどこかでやってみるという形の検討も無理でしょうか。 

市教委:今日いただきました御意見につきましては、ここからどういう形でということは別ですけれども、御意見として承ります。 

幼稚園部会:よろしくお願いします。次なんですけど、質問事項とはちょっと外れるかもしれないんですけど、幼小連携で給食体験をしていることなど、公立幼稚園ならではの良さがたくさんあると思うんです。今回検討していただいている駐車場の件なども含めて、新しく入園される方とか、外向きにどういった形で周知されているのかなと思いまして、それをお聞きしたいのと、私たちPTAもアピールしていけたらなと思っているんですけれども、周知への取り組みなどがありましたら教えていただきたいです。 

市教委:本当に公立幼稚園は素敵な取り組みをいつもしてもらっていますので、教育委員会としてもPRの方法をもっともっと考えていかないといけないと思っています。今やっていることとしましては、もちろんHPなどで詳しく各幼稚園の取り組みを発信しているのと、それから、ご存じかと思いますけど、正式名がちょっと出てこないんですが、夏に遊びなど、体育館なんかをお借りしてたくさんの方に参加していただいているというのも一つのPRになっているかなと思っています。それから日々で言いますと、今年から幼児教育教室というのを始めていますので、まだ通っておられない未就園児の親子の方にどんどん参加していただいて、公立幼稚園ならではの取り組みと幼児教育の大切さも含めて伝えていっているという形です。 

幼稚園部会:ありがとうございます。公立幼稚園は今入園者数がちょっと減少してきているので、外向けにもっと、本当に公立ならではの良さってたくさんあると思うんです。私たち通っているからこそ分かることもあるので、そういう形でもっと知られていったらいいなと思っているので、よろしくお願いします。最後に5番の預かり保育についてなんですが、時間単位での料金設定はないということなんですけども、ここに使いにくいという声が上がっているのが、何でかと言いますと、兄弟で学校に通っている子の帰宅時間がちょうど16時半ぐらいにかぶったりするので、ちょっと使いにくいという声が上がっているので、3時とか3時半の枠があったほうが利用者も増えると思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。 

市教委:16時半までと決めていますのは、幼稚園の子どもたちの保育活動としてきちんとしたものを計画してやっていきたいということで、一応の設定はさせてもらっています。国からの補助金もいただいているということで、利用料金をそれに応じて設定するということはちょっと難しいかと思うんですけれども、もちろん各御家庭の御事情もお有りだと思いますので、そのときは園長のほうに言っていただいて、今日は早く帰るというようなことで、していただいたらと思っています。 

幼稚園部会:その辺でやっぱり、一律に250円じゃないですか、そこをちょっと料金設定などができたら使う人が増えるんじゃないかなとは思うんですけれども、各園の様子を聞いていますと、それぞれでカリキュラムを組まれているみたいなので、その辺で時間的にうまいことできるものじゃないかな、どうなんだろう、と思ってお聞きしたんですけれども、その辺は難しいんでしょうか。 

市教委:先ほども申しました、補助金を頂いているという関係もありますので、ちょっとその辺もまた確認させてもらいます。 

幼稚園部会:よろしくお願いします。幼稚園からは以上です。 

司会:ありがとうございました。すみません、遅くなりました。終わりから2番目のところで、幼小連携のいいところのアピールを、多分ホームページとかされていると思うんですけれども、是非教育委員会さんのほうも、保護者のほんまにお母さんたちの意見もちょっと取り入れていただけたらなと。教育委員会で出してますよ出しますよ、と、一方的に言っても結構伝わりにくかったりしますので、是非保護者の意見も聞いていただけたらなと思いますので、よろしくお願い致します。

では、続きまして小学校部会さん、よろしくお願いします。 

小学校部会:小学校部会です。事前のたくさんの質問に回答してくださいましてありがとうございます。こちらに書いていないもので1つ教えていただきたいことがあります。校門監視についてですけれども、11年以上前から校門の監視を学校それぞれで違うと思いますが、地域の方や保護者などがボランティアでしていると思うんですけれども、本当に朝8時半から12時半、他も、15時、16時の下校近くまでボランティアでされているんですけれども、地域の方なんかだと、もともと60歳や70歳で始められた方が、10年たつと、もう80歳ぐらいの方までが今立たれているような形になります。保護者の方も共働きで働いている方も多いので、ボランティアもするけども、教育委員会さんのほうでも何か方法があれば教えていただけますでしょうか。 

市教委:学校安全監視事業につきましては、平成17年度から開始し、その後は市の事業として開始致しまして10年越えているんですけれども、この間、おっしゃっていただいているようにたくさんの方に協力していただいて、誠に感謝をしております。当初は府の補助事業として始まった事業なんですけれども、平成22年度に府からの支出というものが無くなりまして、現在は市の単独財源という形で執行しておる事業になります。この間、若干の時間短縮とか、そういったことをはかりながら市で何とかやっていこうということで進めてまいりました。おっしゃっていただいているように、やっぱりボランティアの方の高齢化といった課題というものも出てきているかなということは認識しております。このたくさんのボランティアの方々に協力していただいていること、何か感謝の気持ちを表せる方法はないのかなということで、これからも検討していきたいと思っていますし、また、新たに地域の方、多くの地域の方に関わっていただける手立てをいろんなものも考えていきたいなというふうに思っています。よろしくお願いします。 

小学校部会:ありがとうございます。あともう1点、少し同じような内容にかぶるかも分からないですが、土曜日のいきいき広場についてですけれども、こちらのほうも、やっぱり共働きのお家とかもとても多くて、それを開催していく学校が大変だという声をとてもたくさん聞きます。教育委員会さんのほうで何か御協力いただけるようなこととか、検討されていますでしょうか。 

司会:いきいき広場は担当が違うので、市教委ではなくて市長部局ですよね。よろしいでしょうか。 

小学校部会:ありがとうございます。小学校部会は以上です。

 司会:以上でいいですか。こんなぎょうさんあるんですけど、ぎょうさんある中の回答はこれで取りあえず質問の回答は納得したということで、これ以上聞きたいこととかは特にないですか、他の小学校の副部会長の方はよろしいですか。 

小学校部会:小学校部会の書いていただいている1番のトイレについてなんですけれども、屋外のトイレ、現段階での設置の計画はありませんが、今後は計画するという方向で考えられるということなんでしょうか。今後体育館等の更新整備って、いったいいつになるのかなと、こんなことが実際にあるのかなという不安をちょっと感じました。それと共に最後に書いていただいているトイレの改修ですけれども、平成26年小中合わせて4校というのは、どこの学校なのか、ちょっと私、そこまで余り知らなくて教えていただきたいのと、27年度の6校というのも教えていただければなと思います。 

市教委:トイレにつきまして御回答させていただきます。体育館の補修整備というところの書き方なんですけれども、現在学校施設につきましては、大変老朽化が進んできておりまして、施設の更新整備をやっていこうということで、ちょうど6番のところでそれに触れておりますけれども、今年度から事業のほうは始まっておりまして、今後6年間で5校の学校、これは実際に全部合わせますと33棟あるんですけれども、そのうちの13棟だけになるんですが、超重要化改修と言いまして、リニューアル改修をしようということで計画を進めております。今回その中には体育館というのは含まれていないんですが、今後平成33年度以降の計画はまだもっておりませんので、その33年度以降の計画を立てる際には体育館を含めて位置付けをしていきたいと思っています。体育館のそういった整備の際には、ちょっとできるかできへんか、場所等の関係もございますけれども、トイレについては整備をできたらなというふうに思っております。それと、平成26年度にトイレを整備しました学校ですが、トイレ回状としまして、交北小学校、中宮小学校、桜丘北小学校、枚方中学校の4校について行いました。今年度ですけれども、6校行っておりまして、樟葉南小学校、磯島小学校、さだ西小学校、樟葉西小学校、田口山小学校、中宮中学校の6校の学校について、全てのトイレではありませんけれども、トイレにつきましては、縦に系列がありまして、パイプが縦に通っておりますので、3階建てでしたら、1階2階3階の1つの一系列を行うという形での整備の内容になります。 

司会:今のトイレはそれでよろしかったですか? 

小学校部会:はい。5番の少人数学級についてなんですけれども、今後6年生まで増やす計画はありますかということで、今のところは増やす計画はないということですが、新しく市長さんになられた方は少人数学級か何かやると言ってませんでしたかね、いろいろそういう点で前進というか、そういうものがあるのかなと思っていたんですが、この点については何か今後も検討されるのか、今の段階はここの答えで、もう5、6年生はやらない方向で決まっているのか、ちょっとお聞きしたいなと。 

市教委:今の御質問にお答えしたいと思います。市長の所信表明のほうでは、いわゆる5、6年生について少人数学級を実施するというようなことをおっしゃっているものではなかったんです。今までの4年生までの少人数学級と同時に、5、6年生におきましては、習熟度別指導や専科教員の配置、教員への授業支援ということで、フレキシブルな態勢で取り組んでいるということで御理解いただきたいと思います。 

小学校部会:先生を新たに配置していくということですか。 

市教委:そのことも含めて、習熟度別、あるいは、さっき申し上げた、専科、今までのは小学校でしたかね、教科担任ということではないですけど、そういうことも含めて考えているということでございます。よろしくお願いいたします。 

司会:よろしいでしょうか。他の方も、小学生がいなくても、ちょっとここ聞きたいなということがあれば、是非御発言していただけたら結構ですけど。小学校部会さんの質問とか御回答で何か御意見とかありますか、よろしいですか? 

小学校部会:すみません、私も勉強不足であれなんですけれども、9ページ目の12番の小規模学校について、私の担当している第3ブロックですけれども、子どもの人数がすごく少なくなってきて、運動会も大変だというような声も一杯出ておりまして、今後どうしていくかというのもいつも話題になるんですけれども、現在、小規模学校が小学校5校、中学校3校というのは、いったいどこの地域なのかということを教えていただけたらうれしいです。 

市教委:小規模学校と書いていますけれども、教育委員会のほうでは小規模校というふうに言うてます。小学校、中学校の適正規模が1つの学校で18学級というふうに一定の基準を持っております。全くその18学級にぴたっと収まることはございませんので、適正規模の範囲ということで、小学校は12学級から24学級、中学校については9学級から24学級を適正規模の範囲というふうに一応基準を定めております。それを下回る学校を小規模校ということで、小学校につきましては11学級以下となりますので、どこかの学年で単学級になっている状況がそういう小規模校の状況ということになりますけれども、現在小学校につきましては、山田小学校、明倫小学校、高陵小学校、西牧野小学校、中宮北小学校の5校が小規模校となっています。中学校につきましては招提北中学校、山田中学校、渚西中学校が小規模校ということで、そういう状況になっております。 

司会:ありがとうございます。それを聞くだけでいいですか、よろしいですか。他に何か小学校部会さん関連でありますか。先ほどのトイレは、屋外に洋式トイレを今のところ作る予定はなくて、検討はしはるということですか。 

市教委:屋外トイレというものは現在ないです。 

司会:クラブハウスとかのトイレはどこのあれなんですか、学校が設置しているんじゃないんですか。 

市教委:あれはスポーツ振興課のほうで学校開放のための設備ですので、何かイベントがある際には、学校のほうからそれを使いたいということで話をされて開放してもらうという形になっております。 

司会:例えばそのクラブハウスのトイレをもう少しきれいにしたいとか、洋式にしてほしいということは、教育委員会ではないということですか、教育委員会は教育委員会ですか。 

市教委:今のところ社会教育部スポーツ振興課のほうでは、まだそこまでは検討はしておりません。 

司会:では、今、こっちの声もありましたので、もしよかったら少し検討でもしていただけたら。 

市教委:そういうお声があったいうことは、きちんとスポーツ振興課のほうで伝えます。 

司会:是非よろしくお願いします。小学校部会さんよろしいでしょうか。また途中でこれはもうちょっと聞きたいわということがありましたら後でも全然構いませんので、また御質問ください。

では、中学校部会さんのほうよろしくお願いします。 

中学校部会:はい、各学校19校集まった中で、それぞれの学校の質問というのを今までいろいろ投げかけたと思うんですけど、今年は過去の質問についての検証を各学校でやってくれということをしまして、今回10個ほど質問をさせていただきました。それに一個一個丁寧に答えていただきまして、誠にありがとうございます。中学校部会のほうからですが、早速、先ほど出たトイレの話なんですけれども、中宮中学校は今年やられたということなんですけれども、各学校に対しての洋式トイレの割合なんですね。これ、特に男子女子の境なくなんですけれども、洋式トイレが生徒の棟には1つだけ、管理棟のほうには多目的トイレと洋式トイレが1つ1つになっているらしいんです。それで洋式トイレを増やしてほしいというのは親からの願いなんです。それは何でかと言うと、子どものほうから、洋式トイレが1個しかないので、そこへ休み時間に集中すると、そして、結果、使い方にも当然問題はあるんですけれども、どうしても洋式トイレの汚れ方がひどいと、で、汚くなると使えないと、そんな声がよくあるらしいです。洋式トイレを今後もっと増やしていく計画があるのかというところをまずはお伺いしたいなと。 

市教委:トイレの改修工事の際には、洋式トイレの設置を増やすようにはしております。ただし、全部洋式ということではなくて、やはり衛生上のことであるとか、また、いろんなパターンでトイレができるということで、子どもも何回かやっぱり経験を積んでもらうということも必要ですので、全て洋式にするのではなくて、最低1つの便所に1つは和式を設けるということで、洋式のトイレは別というふうにはしております。 

中学校部会:ありがとうございます。今、現時点では逆転しているということですので、1つが洋式トイレで、あと全てが和式という流れなので、今後は対応していただければいいかなと思います。あと、質問の中に、建物の維持管理についてエレベーター保守点検といろいろ書いてあるんですが、学校でエレベーターの保守点検というのはぴんとこないんですけども、何かあるんですか。 

市教委:学校にエレベーターが設置してある学校があります。 

中学校部会:勉強不足ですみませんでした。ありがとうございます。続いていいですか、2番の学習についてなんですけれども、まず1番目の大阪府の入試制度変更についてなんですけど、これもちょっと各学校からいろいろ聞いたんですけど、教育委員会側のほうでは、保護者向けの説明会を中学校単位で学校主導で任せているとか、リーフレットを中学校に配布していますという返答をいただいたんですけれども、ちょっと聞いたところによると、入学式の日に何の資料もないところで、30分40分延々としゃべり続けられたところがあるというふうに伺っていまして、実際、私も今年娘が入学したんですけれども、そのリーフレットというのは見たことがないんですが、これはもし学校に配られているのであれば、学校側の話になると思うんですが、その辺の周知徹底の何か取り組みというところで、ここに書いてあること以外のところで何かありましたらお伝え願いたいなと思います。 

市教委:今年度、本当に大きな入試改革がありましたので、私どもが一番大切にしたいなと思ったことは、やはり遅滞なく、子ども、保護者に対して、情報が提供できること、ということを一番に考えました。府教育委員会としても、リーフレットを作成して配布している部分もありますし、市教育委員会としましても、19校がある程度、校長の裁量もありますけれども、保護者に対して説明できるような資料を配布しながら、すごく子どもが不安に思ってしまったり、また保護者が不安に思われないような取り組みをしています。 

中学校部会:そこをもうちょっと聞きたいんですけど、今校長先生の裁量というお話をされたんですけれども、じゃあ各校の校長の裁量によって、その説明の内容が変わるという認識でいいですか。 

市教委:失礼しました。やはり、担任から、保護者、子どもに説明をするときに、全然違った表現になると混乱しますので、市教育委員会として、具体的に言いましたらサンプルを各学校に出しています。それを各学校の実情に合わせて、そのサンプルを使って、保護者から子どもに説明をしているというのが現状です。ですので、校長先生によって全然違う説明にならないようにということで、そういうことを市教委としてしております。ちょっと分かりにくい説明をしましたね。 

中学校部会:そうですね、何かサンプルというか、例えばリーフレットというハード面があって、そのハード面は各校長にお渡しして、説明のほうも校長の裁量に任せていると。でも、実はうちの学校もそうやったんですけれども、資料のないところで入学式のときの説明のときに、それを40分ぐらい話されたんですね。入学式の後のクラスの様子なんていうのは、保護者は誰も見に行けないという状況が、今年が恐らく初めの第一歩なので、そういうものなのかもしれないですけど、例えば、今年済んでしまったものはもうしょうがないので、来年に向けて、何かこういうふうな保護者に対しての説明のマニュアル的なものを教育委員会のほうから、校長の裁量ではなくて、市として出されるような予定というのはないでしょうか。逆に、この話を教育委員会が把握されているのかどうかというのは。 

市教委:今おっしゃられている内容が、入学式のときに進路に関する説明を校長が行ったということですか。 

中学校部会:学級担当の先生やと思うんですけれども、入試制度が変わりましたという話が、三、四十分延々と続いたんです。その時に保護者に資料が前もって配られてて、入学式のときにこの資料を御持参ください、みたいなのがあれば、保護者として対応できると思うんですけど。何でかと言うと、その日PTA会長として前で立ってたんですけれども、ずっとそのマイクを持っている人の横に僕立ってたんですね。ここだけぶっちゃけ、いつまでしゃべんねんと思ったんです。立っているのでメモることもできないというのがあったので、もしお願いできるならば、説明会をするのか、フリートークで話をするのかという線引きを、各校長の裁量に任せるのではなくて、何か指針として指導をしていただけたほうが、保護者としては記憶に残りやすいのかなと。まあ受験するのは子どもなんですけど、保護者も重要なネットワークやと思うので。 

市教委:分かりました。十分に分かりましたので、また来年の入試制度についても、また府の動向を見ながら、先におっしゃったような、ちょっと不安を与えてしまうようなことにならないように努めてまいりたいと思います。 

司会:ありがとうございます。入学式で受験の話ですか。 

中学校部会:受験というか入試制度が変わったという、入試制度の、例えば、中1から内申点つきますよとか話はされていたんですけど、三、四十分話されていました。ただ、その中で一、二行しか僕の頭の中では残っていないのは確かなんです。そのリーフレットというのが分からないので。 

司会:その辺も、それこそ多分校長というよりも、その担当の進路指導の先生と思うんですけど、別に1年生の入学式じゃなくてもいいかなという気がしますし、あんまり早くに言っちゃって、ちょっと不安感をあおると余計に良くないと思います。その辺はちょっと申し訳ないですけど、市教委のほうからきちんと伝えていただければなと思いますので、よろしくお願いします。 

市教委:分かりました。ありがとうございます。 

中学校部会:ありがとうございます。ご検討お願いします。そして、その10、下なんですけれども、土曜日授業について、これも軽く聞いておきたいんですけれども、土曜日授業については、現状について把握して検証する考えですとありますが、検証というのはどんなことなのかなというふうに感じてまして、例えば、平日の授業を土曜日にシフトすることによって平日に余力をもたせるためのものなのか、それとも、平日はキープしながら土曜日更に授業をして子どもたちの基礎教育の拡充につなげるとか。ちょっとお聞かせいただきたいなと思います。 

市教委:土曜授業の一番の目的は、子どもたちに充実した教育活動を提供したいというのが大きな目的なんですけれども、最初におっしゃられたように、短時間土曜日やりますので、その分を平日どこかでゆとりをもって早く帰る日を設けたりというのも期待できることかなとは考えています。ただ、今年なんかは特にシルバーウィークとかがありまして、全体の授業時数というのをきちんと確保しないといけないというのがまずは学校にありますので、ゆとりのあるところでそういうところもやっていきたいということを考えています。

司会:これは枚方だけですか、全国的にはどうですか。 

市教委:大阪府内で言いますと、大阪市と、去年度から八尾市も同じくやっています。枚方市が3市目ということです。 

中学校部会:もう1点だけ、去年の回答やったか、土曜日授業の教壇に立たれる方を地域の方に依頼するというのをどこかでそれを読んで、ごめんなさい準備不足で申し訳ないんですけど、通常の教育のカリキュラムじゃなくて、そういう授業を取り入れる、今年は特にそういうのはやったんですかね。 

市教委:土曜日授業は本年度から開始しているんですけれども、意義の一つとして、土曜日ならではで、地域の、例えば地域にお住まいの人材の方に来ていただいて、出前授業のようなものをやっていただくというのもできますし、また反対に、保護者の方、地域の方に、子どもたちの授業の様子をたくさんの方に見ていただけるというのも、土曜日授業の1つのメリットかなと思っています。 

中学校部会:その出前授業ができるし、という、その土曜日授業の内容というのはどこに決定権があるんですか。 

市教委:どんな授業をするかということについては、各学校で考えています。 

中学校部会:では、準備も、それぞれの校長先生なり、学校単位で、例えば、うち杉中ですと、環境とかゴミ問題について出前授業をしていただいたみたいですけれども、各校それぞれ特色があるということですか。 

市教委:そうですね、杉中でやられた市役所の中の環境事業部のほうが、いろいろ中学校の環境教育について今協力をしたいということを言っていただいて、それを校長に紹介したところ、うちで是非ということで杉中で取り入れたということです。 

中学校部会:分かりました。ありがとうございます。今年検証をして、ということなので、来年度以降にまたいい形でつなげていっていただくようにお願い致します。 

司会:拡大はお考えですか、今は1年間に3日ですけれども。 

市教委:そうですね、それも含めて、今はちょうど学期に1回程度ということで、今は各学校が1回若しくは2回はあったところなので、ちょっと校長を通じていろいろ聞き取りして、また保護者の方の御意見なんかも聞かせていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 

司会:昔、月2回ほど土曜日があったときに戻してほしいという保護者の声は、もう10年以上前から、ちょうど週5日制になったのが平成10年ぐらいからだと思うんですけれども、戻してほしいという声は、保護者から結構、どこに言いに行ったら戻るんですか、文科省にファックスですか、みたいな感じで言う保護者とかもいてはったんですけど、そういう声というのはある程度届いていますか。 

市教委:両方をお聞きしています。うちに届いている意見としては、もう大分週休2日制が定着しておりますので、各御家庭で子どもたちの活動もきちんと組まれておられるというところは、この3日間をするに当たっても、やっぱりちょっとどうなんだという御意見もありましたし、今おっしゃられたようにもうちょっと増やしてほしいという、両方聞いていますので、はい、そういう状況です。 

司会:授業時間数の確保というのはしっかりしてはるんですよね、枚方はね。足りなくなっちゃうから土曜日授業というわけではないんですよね。しっかりと、土曜日無くても、一応授業時間はきっちりあった上に、土曜日を年に3回やって、少しゆとりというわけじゃないけど、先ほどみたいな環境福祉とかの時間を作りたいというのもありますよね。 

市教委:もちろん土曜日の無い中できちんと授業を確保するというのが基本です。まあ2月とかインフルエンザとかありますので、ちょっと読めない、もうだだだっと休みが続くときもありますので、そういうのも一応考えながら確保はしています。 

中学校部会:ありがとうございました。保護者としては、土曜日学校休みやからいうて、家で勉強するわけでもなく、もう半ば強制的に教えてほしいぐらいに思っていますので、今後の進行に期待したいと思います。続いていいでしょうか、8番の教職員についてなんですけれども、いろんなところから先生の人員不足というところは伺っておりまして、御回答のほうで、近隣の大学等に講師募集を呼びかけているという話も書かれておりますけれども、講師確保に取り組んでいるところを書かれておりますが、実際、今、まだ聞くところによると、教頭先生が先生不足で教壇に立たれているなんていうお話もお聞きします。また、教職員の皆さんの過密労働と言いますか、ちょっとPTになってよく学校に行くんですけれども、20時、21時までPTAが集まって帰るときに、まだ先生たちは事務作業をしているなんていうのはよく目にする。それぞれクラブ活動が終わってから事務処理を始めるなんていう話も聞くんですけれども、この辺の教職員さんの負担についてなんですが、これは何でかと言うと、やっぱりPTAなので、先生とも協力してこの組織ができていると思うので、教職員サイドの話もちょっと聞いてみたいなと思って、この講師確保というところの現状について、ちょっとお話し願いたいんですけれども。 

市教委:はい、お答え致します。講師不足のこと、それから教職員の多忙化と、この2点についてのお尋ねかと思いますので、ご説明させていただきます。まずは講師不足につきましては、これは大阪府内全域的な今講師不足の状況がございます。若い先生が入られて、いわゆる産育休でお休みされる先生も増えているということが1点。それから、多忙化にかかってもそうなんですけれども、やはり病気でお休みされる先生がいらっしゃるという中で、大阪府内全域的な講師の不足というところがありまして、非常に保護者の皆様にも御迷惑をお掛けしておりますし、先生方に対しても、負担をかけているのが現状でございます。それにつきまして、何とかそれを改善したいということで、昨日も市民向けの講師説明会を実施致しました。このきららを会場にしまして、年間3回予定しておりまして、その1回目を昨日実施させてもうたんですけれども、いわゆる子育てが終わって、教員免許をお持ちで、ちょっと力になってやろうと言っていただく方、市民の皆様に、今の学校の状況を紹介させていただいて、是非力を貸してくださいということで、昨日説明会を開いたところでございます。多くの皆様に来ていただきまして、そこで講師登録若しくは実際に講師として入ってもいいよということを言っていただいた方がいらっしゃいまして、ありがたいなということです。それと同時に、これは大学のほうですけれども、これも昨日、一昨日と回っておるんですけれども、近畿一円の大学、教育課程、教職の免許を取れる大学のほうには、担当指導主事が回りまして、是非枚方市の講師として来てほしいということで回っております。合わせて、FMひらかたで、ローカルなんですけれども、そこに教職員課の担当指導主事のほうが出演しまして、講師募集のお願いと学校での仕事の内容ですね、これを説明させていただきました。そういう形で、広く、市民の皆様の力を借りて講師を募っているというのが状況でございます。それから多忙化につきましては、やはり改善できるところはしていくと。やっぱり遅い時間まで残っておられる先生がいらっしゃるのは事実です。長いクラブ活動であったり、会議、それからもちろん教材研究ということで、非常に多忙な状況の中で、ちょっとでも改善できるところ、例えば水曜日だけは少なくともノー残業デーとして早く帰ろうとか、会議を短縮するために工夫をしようとかいうことを、各学校だけではなく、委員会としましても、学校に提言できるものはないかということで検討しております。何らかの形でやはりこの先生方の多忙化改善を考えておりますので、よろしくお願い致します。 

中学校部会:ありがとうございます。それを受けてなんですが、昨日講師説明会をされたと、そして講師の確保のために大学にも行って声を掛けているという中で、その講師の先生、専門教科なんですかね、例えば、数学で免許を持たれている方が1年間子どもたちを教えてくれるというところで、人材がどう配置されるのかとか、今現在もされているのか、今後、例えば昨日の説明会で5人ぐらいということであれば、5人はここに配置しますみたいなことはあるんですか。 

市教委:欠員のところ、いわゆる講師の先生もお入りいただいていない状況というのはそんなにはないんですけれども、やっぱり現状としてはあります。緊急を要するところについては、ただちにお入りいただくように手配しております。また、今後、例えばお休みを予定される、いわゆる産育休であればもう分かりますので、そういう方については、次にどなたかに登録いただいている中でお入りいただくような段取りといいますか、その辺の手配はできる限り最短で入っていただけるようにということで、努力しておるところでございます。

 司会:その昨日の説明会は大体何人ぐらい来られたんですか。 

市教委:昨日は20名ほどお越しいただきました。前回開いたときには30名ということで、ちょっと人数は減っているんですけれども、回数多く、できるだけもっとアピールしていって広く募るということを考えております。 

中学校部会:これは毎回そのぐらい、それぞれ、30名、20名、合わせて50名、例えば全員雇えと言ったときには大丈夫なんですか。

市教委:もし全員が御登録いただいたら非常にありがたいことなんですけれども、いろんな条件がございまして、例えば、非常勤、いわゆる時間で月曜日と火曜日やったら取れますよと、あるいは、こちらとしては是非フルタイム、いわゆる月曜日から金曜日まで、他の教諭と同じような時間に御勤務いただきたいという場合、いろんな条件がありますので、その辺は面談させていただいて、条件に合った中で決定させていただくということをしております。 

中学校部会:分かりました。我々もしっかりと納税の義務を果たしたいと思います。 

市教委:また、それと教員の定数というのはこれは国で決まっておりますので、定数を超えてということができませんので、その定数の中で、決まった数の中でということを御理解いただきたいと思います。 

中学校部会:最後、防犯についてなんですけれど、近年、今年も中学生の薬物事件なんていうのもあるんですけれども、非行防止ということで薬物については何か教育委員会さんのほうで、薬物事件が起きているので、脱法ドラッグの話なんていうのも連日新聞に出ていたりするんですけれども、薬物については何か防止策はあるんでしょうか。 

市教委:薬物につきましても、ここにも書かせていただいています、中学校では非行防止教室の中で、たばこも含めまして、薬物として子どもたちには啓発しているところでございます。昨日も実は今、小学校のほうにも、やはり低年齢化ということがございますので、薬物教育ということで、ライオンズクラブの方、あるいは保護者の方、そういったことを枚方警察、交野警察以外の人材も活用して、是非広めていきたいという団体さんのほうもお声を掛けていただいていますので、そういったことを活用しながら、子どもたちに、小学生、中学生のほうにも薬物の怖さ恐ろしさというのを学ばせていきたいというふうに思っております。 

中学校部会:特に我々中学生の子どもになると、活動範囲も広がって、その分、危険に触れるというか、また簡単に手に入るような世の中なので、こんなん吸うたらこうなるで、みたいな、リアルな事例をどんどん子どもたちに教育でしてあげていただければと思っております。中学校部会からは以上です。 

司会:ありがとうございます。

では、生指お願いします。 

会長:すみません、生指の担当の者が来ていないので、私のほうからお話を聞かせていただきたいと思います。上から順番に、最初防犯カメラの設置についてということで、小学校では設置しているんですね。ただ、中学校ではクラブ活動で生徒の出入りの頻度が高いということで、防犯カメラの設置することは課題があると考えています、というお答えなんですけれども、逆に、生徒の出入りの頻度が高いから、施錠、それが課題になるのかなと思うんですけれども。それやったら設置したほうがいいんちゃうかなと逆に思うんですけれども、いろいろな人が勝手に出入りできるんやったら防犯カメラを設置するほうがいいんちゃいますかね、と思ったんですけれども。それは、そういうことはほんまに課題なのかなという、頻度が高いことともっと他に何か具体的にあるのかなということが気になったんですけれども。 

市教委:小学校に防犯カメラを設置した経緯についてなんですけれども、先ほども安全監視事業で御質問いただきました。あと、大阪府のほうの事業ということで実施をしておったわけですけれども、一転、大阪府のほうが安全監視事業を廃止するという方向が出た時点で、小学校の場合はオートロック装置を利用して、正門は常時閉めておくということで、なおかつ、安全監視ボランティア、あるいは、安全監視員の人の目でもって監視をするといった形で進めておったところなんですけれども、オートロック装置も一定の改良を加えて、なおかつ人の目に加えて、当然学校ですのでいろんな方が来客されますので、来客があったときにインターフォンでお話をいただくと同時に職員室からどのような方が来られているのかといった確認が容易になるようにということで、監視カメラを設置して、職員室の中からも正門の様子がよく分かる、来校された方がこの方だなということで、スムーズに解錠をしていただけると、そういった目的で小学校の監視カメラは設置をしてきたわけでございます。中学校につきましては、正門の施錠管理ということは現状していないが、小学校と同じ目的での設置というのは難しいのかなということは考えております。ただ、中学校では今おっしゃっていただいたような、中学校としての課題もあることはあるんだろうなというふうに思っておりますので、同様の形での設置ということではなしに、何か総合的な安全対策といったものを考える必要があるのかなという気がします。 

会長:ありがとうございます。2点目、自転車指導についてということで、この答えが安全教室を実施していますということなんですけれども、この間、招提中学校でのその映像を見させてもらって、すごくいいなと、実際にテレビで見るような、迫力のある、実際のスタントマンを使って事故の再現をするということをされていたんですけれども、それは1回こっきりで終わりなのか、それとも継続的なことを考えているのか、予算等もあると思うので大変だと思うんですけど、例えば、そういう映像を撮ってそれを全員に見せるような、何かそういう発展的な考えがあるのかなということが気になりまして、御質問させてもらいました。 

市教委:中学校でも、やっぱり自転車、安全教室ということで、昨年度から全中学校において教室を行っております。今年、私も行かせてもらったんですけれども、招提中学校のほうでいわゆるスケアード・ストレートという形で、恐怖を感じながら自分の身を守る、また、人を傷つけないということを教わりました。これは市長部局のほうが主になってやっていただいておりますので、そことの連携かなというふうに思います。とっても素晴らしかったと思っております。 

司会:私もあそこに行かせていただいたんですけれども、実際に市の方ですよね、ビデオを真ん中のところでずっと三脚立てて撮ってはった方がいらっしゃったと思うんですけれども、もしよければ、それを是非。やっぱし、私が撮って見せたんですけど、結構リアルに怖いって思ったので、是非そういうのを、せっかくやって、あれは結構なお金が掛かると聞いたので、簡単には各中学校ではできないと思うので、是非そういう映像があったら、それをそういう自転車安全教室しはるんやったら、そこで見せてもらって。やっぱりリアルに見るか見ないかで大分違うと思うんですよね。是非それも検討してください。 

市教委:また意見として関係部署にも伝えながら、と思っています。 

司会:別に見せるだけなら何の問題もないと思いますので、是非お願いします。 

会長:それでは、3つ目の安全管理について、電子メールですね、不審者情報を教育委員会の電子メール及び学校園のPTA協議会の関係者へ配信していますということなんですけれども、これはなかなかタイムリーにやっぱりできないということがあるのか、それとも、早くに発信しているけれども学校で止まって下りてこないのか、そういう個人情報の関係があるのでなかなか難しいとは思うんですけれども、タイムリーさが全然ないような、安まちメールもそうなんですけれども、なかなか個人情報の関係なのか、次の日にこんなんでした、というのがあるので、どういう状況なのかなと。 

市教委:おっしゃったとおりで、なるべくタイムリーにとは思っているんですけれども、やっぱり保護者の了解を得たり、いろいろなことが必要になってきます。ここもなるべく早くにできる限り努めてまいりたいと思っております。 

会長:よろしくお願いします。1個聞きたいことで、スマホって子どもも持っておられますやんか。それでLINEアプリなどを使って、寝屋川も実際にそういう事件があったり、何かと事件があるLINEとかアプリを使って子ども同士でメールして、それで犯罪とか、先ほどの薬物もそうですけれども、何かとアプリやそういうものを使って簡単に入手できたりとか、出会い系であったりとか、犯罪に巻き込まれるということが多々あるのかなと。ただ、実際に現場の先生方も保護者の私たちも、あんまり、特に保護者でも危機感がないというか、うちの子は大丈夫やろという認識もあると思うし、子どもたちは実際に使っている子も、取りあえず大丈夫や、怖いものじゃないよというようなほんま便利なものやという認識だけで使っているんだろうなというのがあると思います。実際、そういうLINEとかの教室もやっておられると思うんですけれども、小学校高学年や中学生ぐらいに対象にやられていると思うんですけれども、枚方市として、もっと低学年のうちから道徳教育を含めて、今後、いわゆる根本的な、人に迷惑掛けてはあかんということをやっていったらどうかなと、先進的に枚方市でこういう取り組みをしてますよというようなことが何かあればいいのかなと感じました。 

中学校部会:現状は、教育委員会側で、LINEとかそういうアプリについて危険ですよ、みたいな、啓発であったり、講習なんてあるんですか。 

会長:やっぱり先生方もそのときに生徒と一緒に聞いているというのが現状なんですか。 

市教委:今年も市内の中学校、楠葉中学校のほうで、これは学校の校長先生のほうから是非来てほしいということで、毎年依頼されている方がいらっしゃいます。その方は、まずは地域の方、保護者の方に、第1部として御講演いただいて、子どもたちは大人よりもどんどんどんどん知識が先行している。その危険度を、保護者の方、大人、先生たちも含めて、まだまだ認識がないと。つまりは理解していかないといけないのはやっぱり大人であるとおっしゃっていました。そういった意味で、地域によりますけれども、ネット情報はまずは第1部として地域の方、保護者の方、その後に体育館で子どもたちに、去年も話をしたよね、ということで話をしていただいています。毎年中学校のほうでは、例えば、電話会社の講師を呼ばれたり、あるいは消費生活センターのリサーチを使ったり、そういった意味で講師を呼ばれて啓発しているところです。まあ学校によっては、保護者の方も一緒にその声を聞いてください、先生ももちろん聞いてください、いろんなことをされています。私どものほうも、市教委としましても、先生のほうに対して、生徒指導の先生を中心に、この場所に集まっていただいて、東京のほうから講師を招いて、スマホの現状、その怖さを教師も再認識して学んでもらおうという機会を今作っておるところでございます。

会長:ありがとうございます。伺っている理由というのは、当たり前のことだと思うんですけれども、保護者向けと言うても、聞きに来られている親というのは興味があるし意識が高い方で、やっぱり問題を起こす子どもの親、お子さんとか、実際に聞いてもらいたい人が来ていないというのが、まあこれは他のお便りを出しても一緒なんですけれども、せやから、僕は小さい子のところに教えて、そういう来られない保護者の方にも、家庭で子どもから親に対して、お母さんこうだよ、みたいに伝えられれば一番いいかなということを個人的に感じております。 

司会:3年前は各中学校に消費者センターのほうからの予算で、スマートフォンの怖さを教える講師に予算をつけてもらったのと、今年と去年は小学校のほうでもあったんですけれども、この中で行かはった人いますか、その講演を聞きに、保護者にも声を掛けて、私、今年小学校で聞きにいったら、10人ぐらいしか親来てませんでしたわ。びっくりしますよ。4年生でこんなことまで知っているのって、ほんまに先生も保護者もそうですけれども、知らなさすぎます。やっぱし親がもっと知るということをしないと、頭痛い、耳が痛いでしょ。本当にさっき会長が言ったみたいに、来てほしい親というのは来ないんですよね、どんな講演をしても。なので、私たちは私たちで、そういう保護者もやっぱし来てもらうというような努力をしなくちゃいけないし、できれば学校サイドで、もうちょっと呼びかけとか、少し脅してもいいぐらいなので、是非そういうのも積極的にしていただけたら、事件になってからではちょっと遅いかなと思うのもありますので、是非その辺も考えていただけたらなと思います。 

市教委:ちょっと付け加えて話をしてもいいですか。今年学校にやってもらおうと思って段取りしていたものがあるんですけれども、本当にスマホを持たせるというのは、すごく危険なものを持たせるという感覚を保護者の方に持ってほしいんです。学校の者として、ものすごい危険です。その危険性を消費生活センターの講師の方は、保護者に知ってほしいということで、子どもと保護者と教室をまず一緒に実際の映像を見せながら、二、三十分の話をしてくれはります。あと、子どもを先に教室に帰らせて、保護者と教師向けに、本当に女性の裸が映っているような映像とかを見ながら、もう付き合っている相手が1枚写真を撮ってそれをアップしてしまったら、世界中に流れてしまうわけですね。それで1人がそれを取り込んで、次またそれを流したら、ということで、無制限に広がっていって消せないんですよ、ということを、こういう映像が出ているんですよ、というのを実際に見せて訴えてくれはるんです。本当に怖いというのがまざまざと分かります。だから、そういうようなのを撮られるようなことがないようにとか、自分がそれをもし上げてしまったらこうなるんだよ、ということとかを、本当に現実に流れているそういう映像とかを見せてくれはるということで、是非ともそういう機会があったら見ていただいて、講習を受けていただけたらいいなというふうに、そういうものを子どもたちに持たせるんだということを、子どもが持っているんだということで、子どもはけんかしたからってぴゅっと映像を上げちゃうとか、反対に付き合っていた人から上げられてしまうとかいうことになったら、本当にとんでもないことになってしまう、そういう危険性のあるものであったりとか、中傷のやり取りががあっと火を噴いていってしまうようなことになってしまって、誰かの批判をしていて、そのときはする側に立っているからいいけれども、今度はちょっと立場が変わっちゃったら、あの子こんなことを言ってたよ書いてたよ、ということで残ってしまって、それをネタにもう集中攻撃を受けてしまって、本当に学校行きづらくなってしまうというようなことが起こったりするんですよと。その講師の人は、いろんな話を保護者とか教師にまず本当に知ってほしいんだということ、子ども以上に知ってほしいんだよということを、持たせるにはきちんとした約束があったりとか、きちんとした意識を持って持たせてほしいということを、本当に熱心に訴えてくださる人で、中学校でそれを先ほど言ってもらったようにやったんです、全部。で、中学校よりももっと持つのが低年齢化してきているから、小学校でやろうということで、今は小学校の高学年を中心にする形で取り組んでいるのが現状です。 

司会:中学校もね、私ちょうどPTA会長をしていたので、是非、今の子どもに聞いてほしいと言って、うちはしたんですよ、子どもと保護者と。でも、学校によっては先生だけの研修でその講師を使ったという学校もあって、もうびっくりしました。まず子どもにも見せないとと思って、幾ら先生が聞いてそれを伝えても、なかなか伝わらなかったりするので、やっぱり、もうちょっと学校も考えてほしいなと。学校によっては、中学校によっては、子どもが聞かなかったところもあったので、その辺もできれば是非校長のほうに言うていただけたらと思います。保護者も考えなくちゃいけない。これはなんで消費者生活センターが予算を組むかということを考えてください。学校教育で収まりきれない相談が消費者生活センターにどんどんきているから、今消費者生活センターが予算を組んで、こういう講演をしなくちゃいけない状況になっているということを是非知ってほしいかな。昔の中学生たちが10年たって今被害に遭っていたりすることもあるので、そういうことも是非知っていただきたいかなと思います。それと1つ、校門のGPSセンサーを多分幾つかの学校が教育委員会へ問い合せていると、でも、調整中ですということで何箇月か待たされているということを聞いたんですけれども。結局、学校を出たときにGPSで今学校出ましたよというお知らせが親にメールで届くというものなんですけれども、それを設置したいと学校が教育委員会に問い合わせているけれども、現在調査中ですということを何箇月か前に言われているそうなんですが、お聞きになっている方いらっしゃいますか。これは、門真とか寝屋川は、ほとんどの学校がもう採用、今年か来年か、採用するという形になっているそうなんです。寝屋川はほぼ全域ちゃうかな。で、枚方はなんでそれをしてくれへんのや、ということを聞いてはる保護者の方がいらしてたんですけど、この件について聞いていらっしゃる方、いらっしゃいますか。 

市教委:私は社会教育部ですから直接の担当ではないですけれども、教育委員会の中の安全の検討の委員会の、我々、その幹事でやっていますけれども、その中で他市の状況とかそういうようなことを調べて検討しているということについてはあります。 

司会:その件について、GPSセンサーについて。

市教委:子どもがぱっと出て行ったときに何時とかって。 

司会:保護者にメールがいくというやつです。 

市教委:はい、それはそういうような形で、学校教育部、社会教育部、管理部、それぞれが出てくる中で、調査検討している事実はあります。 

司会:何箇月か待たされているそうなので。 

市教委:そこではすみません、定かにあれなんですけれども、確かに実績のある市もありますし、なかなか全てがええ話だけではないということは、その中では議論はされておるところです。 

司会:できましたら是非、今こんな時代なので、それで保護者の安心が買えるというのであれば検討していただきたいなというのと、そういうのを導入するときに、うちの学校は導入するけど、ここの学校は導入しないというのではなく、できれば一元化してほしいかなと思いますので、もしよければ是非。 

市教委:他市の状況を調査している中で、おっしゃっていただいているように、寝屋川市さんもそういうことを導入しているということで、寝屋川市の状況を聞いてみたところ、各学校ごとにそれぞれの事業者がアプローチしてというので、複数の事業者がやっておるということは知っておるんですけれども、寝屋川の場合は教育委員会はタッチしていなくて、各学校で事業者が入ってきているというようなことを聞いております。この事業につきましては、基本的なサービスとして、どの保護者もご利用いただけますよと、メール配信については無料で受けていただけますよというような形で、希望する保護者の方には持たせているICタグで通過した時間を保護者の携帯にメールで送りますと、ただ、それは有料なので、毎月何百円とかそういったお金が掛かって、それが事業者の収益になるといったモデルというふうに理解しております。そういったことなので、そういう希望する保護者の方が少なかった場合、事業として成り立つのか、また、途中で撤退されてしまうといった事例もあるというふうに聞いております。安定した形でどうせしていただくのでしたら、そういったことでルールが必要なのかなというふうに思いますけれども、そういった課題等々も含めて、ちょっと教育委員会内で検討しているということです。果たしてどれくらいの方が有料でそういういうことを希望されるのかということが、ちょっと教育委員会としては分からないというところが、実態、現状のところもありますので、是非保護者の皆さんの御意見もお聞きしたいなというふうには思います。 

司会:ありがとうございました。できれば何箇月か待たされるというところにちょっといらいらしてはるんじゃないかなと思いますので、できましたらそういう状況とかも、他市の1回ではなくて、何回かでも説明していただいてもいいかなという気がしますので、そういうことをすみませんけれどもよろしくお願いします。

では、給食委員会のほう、お願いします。 

給食委員会:よろしくお願い致します。まず1番の牛乳についてのことなんですけれども、これは前年度と質問が幾つか重なるところがあったようなんですけれども、ただ、保護者の方の牛乳に関しての関心度や不安がかなり多かったので、また重なるところもあったかなとは承知の上で御質問させていただいていたんです。今テレビとかで給食の牛乳について報道される番組が幾つかあったらしくて、それに影響されての質問もあったかと思うんですけれども、御回答していただいたところでは、安全だということだけなんですけれども、例えば、枚方市内で食品の検査施設があるのかどうかとか、あと、例えば委託でも検査、何か保護者から不安があったときに、数値で返答できるような施設があるのかなという素朴な疑問が湧きまして、あと、今、放射線だとか、残留農薬、ホルモン剤に限らず、一般には知られてないような薬物ですね、そういうふうなものを検査して検出できるような施設があるのかなと思いまして、お聞きしてもよろしいでしょうか。

市教委:枚方市独自というものなのか、給食だけではなくて、何らかの事故が起これば保健所のほうで検査なりの対応はしております。また、牛乳に関してなんですけれども、公益財団法人大阪府学校給食会というところを通じて購入をしていますけれども、そちらのほうで定期検査をされているというのは知っています。 

給食委員会:ありがとうございます。回答では、業者の方が使用していないということで、それをどこまで保護者様が納得いくのかというのはちょっと私も分からないんですけれども、あと、長い間牛乳というのは採用されてきているかなと思うんですけれども、長年牛乳を使用していることで子どもの骨の成長にどのような影響があるか、データというのは取っておられるのかな、と。せっかくカルシウム含有量が多いということなんですけれども、それが本当に子どもの骨の成長に直接影響しているのか、又は、カルシウム量は多いけれども、少量でも小魚のほうが吸収が良くて、まあ大抵の方が日本人なので、小魚は昔からとられているかなということで、そちらの吸収率のほうが高いのではないかとか、今はいろいろな情報が飛び交っている中で、もうそろそろ検証して、保護者様が納得いくようなデータがあれば、より安心するのかなというのはあります。それぐらい多かったです、牛乳に関しての不安とか、疑問点とか、合う合わないも含めてですね。あと、米食ですら週に二、三回かなと思うんですけれども、牛乳に関しては毎日なので、苦手なお子様に関しては、毎日が苦行だというようなこともちらっと聞きまして、学校を行くのが牛乳のために苦痛だというようなことも聞いたりします。なので、ちょっと納得いくようなデータがあればいいかなと思います。 

市教委:市独自で取っておりますいろんなデータというものはございませんけれども、成長期に牛乳を通じてカルシウムを摂取することによって骨粗しょう症になりにくいといったようなお話も聞いております。改めてそういった専門機関が調べるものがあるのかどうかということは、ちょっと確認をさせていただきます。米飯に対しては、それが毎日ではないということなんですけれども、そこにも書いてありますとおり、国の定める学校給食法の規則に従って提供しているということですので、それは御理解をいただきたいと思います。 

司会:全国には牛乳を学校給食に入れていない自治体ももちろん幾つかありますので、1個だけじゃなくて。なので、ここに学校給食法の規則に従ってとは書いてありますけれども、そうしていない市町村もありますので、保護者ってそういう情報って結構耳にしていますので、これをちょっと盾に取られたら、そうはしていない市町村もあるので、その辺はやっぱり考えてほしいかなと思うのと、牛乳をどれぐらい残しているのかというデータももちろんありますよね。 

市教委:はい、実は市議会のほうからそういった質問をお受け致しまして、先週1週間なんですけれども、牛乳の残りの調査をさせていただいております。まだ集約がこれからというところですので、数字が出ましたら、改めて報告をさせていただきます。 

司会:ありがとうございます。給食委員会さんのほうに是非報告してあげてください。

給食委員会:あと、この中には書いてはいないんですけれども、今回給食委員長をさせていただいて、初めて学校給食がここまでしっかり食材のことを考えてくださっているなと、とても感動に近いものを感じまして、びっくりしているんですけれども、それと同時に、これを1人1人の保護者様に伝えられたらどれだけ安心されるかなというふうにとても感じました。11月6日に、給食委員で調理実習を、給食の人気メニューを保護者様に作ってもらおうということで、ちょっと近くの子どもたちに聞いて、子どもたちが並ぶような人気のメニューを聞いたりとか、あとは栄養士さんのほうで聞いたりとかして、それで調理実習を開催したところ、とても皆さん楽しんで来てくださって、作ってくださったんですが、そのときに学校給食課の課長様とあと栄養士様のほうがレジメを踏まえて説明をしてくださったんですけれども、アンケートを見ると、こんなことは知らなかったと、とても素晴らしい内容なので安心して子どもに食べさせられる、というような内容がかなり多かったので、是非積極的に保護者様のほうに伝えられるような、何らかの方法があれば考えていただきたいなと思うんです。ホームページだけだったりとか、あと、どうしてもお忙しい保護者様の方、わざわざホームページまで開いて見るということはされていないみたいなんですね。なので、広報とか、何かを通じまして、積極的に教えてくださいますととても助かるなというふうに思いました。

市教委:使用食材とかのいわゆるPRのところなんですけれども、現在小学校では、各PTAのほうで主催される保護者向けの試食会ですね、そういったものが開催されるということで、そちらのほうに栄養士が出向いていって、いろいろな説明はさせていただいておるところです。今後も継続してやっていきたいと思います。また、今度は中学校給食が始まってまいりますので、その中で、もし保護者の皆様にも御試食いただける機会があれば、同じように御説明して、また中学校給食の説明会を保護者の皆様にしていくということで、そちらのほうについてもPRをしていきたいと思います。

給食委員会:よろしくお願い致します。それに関連しまして、中学校の保護者の方は余り参観日なんかは来られないかなとは思うんですけれども、小学校の参観日を利用したりとか、私も参観日はなるべく積極的に行こうと思って行ってはいるんですけれども、もっともっと、せっかくお忙しい中、保護者の方が学校に来られる機会で、先生と直接話す機会でもありますので、その参観日を利用して、私が行ったときなんかは、ざっと来られている保護者のお名前とかも御紹介があったりとか、あとは学校の今やっていることとかをざっくりお話しされるだけで、問題点を提示したりとか、皆様からの質問をお伺いしたりとか、そういうふうな進歩的な感じではないのかなというような印象がありまして、せっかく参観日といういい機会があるので、その中で、なかなか伝えられないスマホのことだとか、先ほどの給食のとても素晴らしい点とか、いじめのことに関してとか、そういうことを保護者に伝えるいい機会ではないかなというふうに、ちょっと、今日参加させていただいて思いました。それと4番なんですけども、米飯給食についてなんですが、そこに、パン食ではなくて全部米食になる可能性というのがあるのかどうか、身近な子どもにしか余り聞いていないんですけれども、全体的なデータというのは私は持っていませんのであれなんですけれども、パンよりも米食が好きっていう子が、かなり私の周りでは多いんですね。なので、わざわざパン食にする必要というのが私にはちょっと分からないんですが、全日米食になるということはできないのか、これちょっとお聞きしたいなと思いました。 

市教委:米飯給食については枚方市でも平成23年度から徐々に増やすという取り組みをしてきまして、現在は週3回米飯ということになっています。国のほうで米飯給食の実施回数を増やしていくようにという指示があったことで、全国的に進んでいっている状況にあります。全国の平均は3回から3.5回というところですので、その中では平均的なところなのかなというふうに思います。今後のそういう状況を見ていく必要があるのかなと思います。やっぱり、給食の中でもパンに合うような献立といったものを給食の中で増やしていきたいというふうに思っております。全部米飯というわけではなく、パンのおいしさを味わうというのも給食の中でやっていきたいと思っています。

給食委員会:以上です。ありがとうございました。 

司会:枚方の給食はすごく子どものことを考えてくれてはる、ほんまに大阪府の中でもトップクラスじゃないかなと思うぐらい、ちゃんと考えてくれてはるなというのはずっと私も思っていますので、皆さんも保護者の人もみんな是非それは感じていただきたいなと思いますので。さっき、牛乳のどんだけ残したかというデータがもし分かりましたら、また教えていただけたらと思います。これで予定時間なんですが、どうしてもこれ聞いておきたいというのがありますか、言っておきたいでとか。 

保護者:僕はちょっと全然勉強不足なのかもしれないですけど、トイレが先ほど小学校も中学校も話があったんですけど、トイレないし学校の改修の件で、計画をどのようにしておられるのかというのを、もう少し明確にしていただきたいなと思います。それは、例えば、あの学校は今年やる、次の年は何やる、というところも実際あるんです。なので、なかなか難しい案分ではあるんですけれども、できる限りでいいので、来年はここら辺の学校をやりますよ、ぐらいの程度でも教えていただけたら、その学校の備品の使い方ないし、トイレを美化していこう、あるいは廊下を美化していこうという学校内の独自の動きも出てくると思うので、そこも1つ御検討いただきたいなと思います。 

司会:今のは質問ですか、それとも。

保護者:お願いです。 

小学校部会:それに関わって、今の小学校、中学校の洋式と和式の割合ってどうなっているのかなと、それと、先ほどのお願いにも関わると思うんですけど、どこまで洋式を引き上げていく目標とかはあるんですか。というのは、子どもたちは洋式トイレに慣れているので、家まで我慢して帰ってくる子も結構いるので、その目標というか、そういうのは。 

中学校部会:和1以外は洋式と言われていましたね。 

司会:1つのトイレで4つか5つぐらいありますやんか、女の子のところだったら。そうしたら、多分1つは和式で、あと3つは洋式とかいう感じで、今、新しく直っているところはそんな感じで大体いってて、全部はできませんよね。1階2階3階、全部やろうと思ったら3000万から4000万ぐらい要りますので、なかなか簡単に全部の学校すぐにというわけにはいきませんね。 

中学校部会:先ほどの説明の流れなんですけれども、その改修している、手を付けるところの基準というか、うちやってえなって声でかいところが優先に回されるとか、その辺の基準ってあるんですか、順番であるとか、ローテーションとか、今年はこれしようって。 

市教委:計画的にやっておりますのは、枚方市の本庁のほうで、公共施設部の施設整備室というところで、平成24年に市有建築物保全計画というのが策定されました。その中で全ての学校施設、幼稚園も含めて入っておるんですけれども、ここの学校のこの棟に関しての外壁改修はいつすんねん、防水工事はいつすんねん、というのを、すべてローテーションにして計画を立てられました。ただ、平成24年度から始めておりますので、今までの積み残してきたというか、この間、耐震化とかを中心にやっていましたので、若干やっぱり外壁改修とかは遅れている部分があるんですけれども、積み残してきたやつを今一生懸命追い付いていこうということで進めている内容の計画になっています。この計画に関しては、例えば、来年度はどこの学校とどこの学校の、それも、どの校舎の外壁を、どの校舎の廊下の内装を改修するのかというのを、来年度の分というのは、当初、1年目は設計をしまして、2年目に工事をする。工事は基本的に夏休みが中心でないと音もしますので、夏休みを中心にしているんですけれども、そういった形での計画に基づいて実施をしておりますので、若干、ある学校は2年続きで工事に入っているとか、あるいは、ここは2年続きで工事がないとかいうのが、ばらつきというか、建物の建築年次によって、それぞれの学校の校舎の工事にいつ入るかというのが決まっておりますので、そういった形で進めております。トイレに関しましては、別途、トイレの事業計画というか、実施を何個ずつやっていくねんということで計画をもっておりますので、それに基づいてやっていると。ただ、両者とも、やはり国の補助金の採択を受けながら進めることを前提としていますので、若干、国の補助金の状況によってはずれたりということはあります。

司会:枚方市内は一杯小学校中学校があって、一気にぼんとできたので、古いところとか一杯あって、やっぱり古く見えてしまうので、どうしてもそうなりますけど、保護者もある程度分かると、自分たちで、ちょっとPTAで、もう少し何かしてあげようかなという気持ちになると思うので、その辺も、難しいとは思いますけども、もしある程度のあったらしていただきたいかなと。あと、私は保護者の方にお願いしたいんですけど、たまにきれいになるときありますやんか、学校のトイレとかでも。それね、是非保護者で一遍見てください。私ね、平成15年のときに東香里中学校がトイレをきれいにしはったんですよ、見に行きました、めっちゃきれい。いいなって、きれいなガラスで台とかもできて、だけど2年前にまた見に行ったんです、同じトイレ。びっくりしました。ガラス割れてて無いしね、汚さが、せっかくきれいになったのに何やねんって思うぐらい。なので、是非、これは小中一緒です。やっぱし、たまに保護者見てね、保護者も学校の美化活動とかしますやんか。ああいうのも是非ね、そういうのもちょっと保護者の方も見てくださいって、一度御協力願いますということを是非言うてほしい。やっぱり子どもだけの掃除はなかなか難しかったりするので、そういうのも保護者の方も私は知ってほしいかなと思うのと、1点だけ、トイレですけど、是非直すというときには、どこのトイレを直すかというのを、学校とか保護者とか、子どもにも聞いて決めてほしいです。書類上で、昔、美装、ちょっと変えたとかって、それが残っているっていうだけで、私たちが一番変えてほしいトイレが後回しにされていったという現状が実際にあるんですよ。私はむっちゃ怒りましたけどね、2年前にすごく。もうほんまにそういうのをちゃんと、書類上だけじゃなくて、ちゃんと現実この学校が一番直してほしい、ここを一番に直してほしいというところを是非聞いていただきたいかなと思います。これは多分、皆さん、保護者の方、みんな思わはると思うんです。この辺をね、是非よろしくお願いしたいと思います。あと1点はいいですか。 

副会長:子どもたちの熱中症の対策についてなんですけれども、環境面とあとは水分補給の2つあると思います。環境面については、教室等々設備をきちんとエアコンを付けていただいて完備はできているかなと、また、暑い日も校庭の体育だとか、体育祭だとかの時期をずらしたり、また、学校のテントを使って日よけをするということはされていると思います。一方、水分補給のほうなんですけれども、小学校部会さんからも中学校部会さんからも同じようなウォータークーラーの設置はどうなんですか、という質問があって、お答えとしては、衛生面から考えておられないということなんですが、そしたら、ウォータークーラーでなくて、やはり、今子どもたちは水筒を持参して持っていきますが、本当に暑いこの夏のシーズンというのは1本では当然足りないと思っています。小学校部会さんからもそういう意見が出ていますけれども、そしたら、学校生活の中で水分補給をどういうふうにとっていけばいいかということを、何か具体的に考えておられるのか、又は、そういう学校に対する御指導は何かあるのかなということをお聞かせいただければと思います。 

中学校部会:水道ひねった水は飲めますよ、安心ですよ、ぬるいけどね、とか、そういう話ですよね。

司会:学期ごとに学校薬剤師さんが調べてはるんです、水道水とか、蛇口のね。長期の休みの後は学校薬剤師さんが調べてはるんですよ。飲める水ではあるんですけど、古い学校なんか、水道管自体が昔の鉛丹だったらやっぱり赤い錆が出ちゃったりとか、実際、学校の先生が学校の水は飲んだらあかんと言う学校もあったりとかするんですよ。お手紙配られたところとか。 

副会長:そしたら、ちょっとお答えづらいかもしれません。熱中症対策について、何か、今やられている以外に、何か考えておられますか。これもまた難しい質問ですかね。何かございましたら、生徒指導という意味合いでもお聞かせ願えればとは思うんですけど。特に、熱中症対策については、各学校にはこうしなさいああしなさいという御指導はされておらず、各学校任せということでしょうか。 

市教委:学校保健を担当しております関係で、校長会等を通じまして、やはり、今年は特に早かったですから、いろいろその辺り御注意願いますいうことで伝達をさせていただいたり、あるいは、府のほうからいろいろ文書などがきますので、校長先生を通じて、学校の中で周知徹底をいただくようにということでの指示は出させていただいております。また、それぞれ、学校養護の先生とかを通じて、またその辺りの取り組みはそれぞれの学校でしていただいているというのが現状でございます。 

司会:保健室に置いてありますよね、経口補水液、オーエスワンとか、そのときに飲むというので、やってはりますね。勉強はしてはりますもんね、熱中症の。冷蔵庫には入っていますしね。 

市教委:体育館には熱中症予防ということで、温度計と、その危険度を示すようなやつが委員会から配られてありますので、ちょっと壊れてきて一時的に取っている学校もあるかも分かりませんけれども、そういうのは、一応、運動するそういうところには配ってあって、それを見て、きちんとしなさいという指導は出しているところです。 

司会:熱中症は死につながる病気ですから、やっぱり即座の対応というのもしていただきたいかなと思いますので、その点は是非よろしくお願いします。では、そろそろ時間になりました。今年は例年とは違う形にさせていただきました。より深い話ができたかもしれませんし、また、もう一度聞きたいなという部会、委員会さんがありましたら、また個別に対応はしていただけますよね。ということで、教育委員会さんもまたお話を聞かせていただけると思いますので、是非お願いしたいと思います。水嶋会長お願いします。

会長:閉会の挨拶致します。本日は大変お忙しい中、枚方市PTA協議会との懇談会に多数御出席いただきましてありがとうございました。先ほどもありましたけれども、例年と違った開催ということで、大変に落ち着いた中で結構深い話ができたかなというふうに感じております。今回の踏まえた回答をまた文字起こしして、お互いに見た上で、各単Pのほうに発送させていただきます。そういうことをやって、また子どもたちのためになるかなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。また今後、いろいろなことで何かと御迷惑を掛けることもあると思いますけれども、また今後もどうぞよろしくお願い致します。簡単ではございますが、閉会の挨拶と代えさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。

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