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2003-05-20

3(2003)年以前

■ 平成15年度予算総会議案
Date : 2003/05/20 (Tue)

中学校部会活動計画
          部 会 長 冨田 光一
          副部会長 津熊 俊孝

【活動方針】
 各単位PTA相互の連絡を密にして情報交換や意見交換を図り、みんなで議論して提言を行えるように努める。

【活動内容】
次のテーマを中心に情報・意見交換を行う。
・教育環境について(教育施設・設備等に関すること)
・課外活動について(クラブ活動の問題点と展望)
・地域との関わり合いについて(地域教育協議会を中心として)
・PTA組織と運営について(役員の選び方・活動の進め方・先生方との協調)

 この他、前年度からの継続案件として、「いじめ・不登校」「家庭教育と少子化」「学力と進路」など多様な問題を取り上げて話し合う。
 具体的な進行要領として前半は一時間程度をテーマに即したグループ別討議と発表等を行い、後半はそれぞれの会長よりの話題をもとに意見交換・情報交換を行う。
 これらのテーマについて、更に問題を掘り下げ広く議論を重ねるため、母親情報交換委員会と連携して役割を分担し相互に話し合いを行う。

[添付] 
活動計画書24(2003)中学校部会

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■ 第11回中学校部会報告
Date : 2003/05/16 (Fri)

第11回中学校部会 報告書
2003年3月19日 19:00~21:00 枚方市民会館第6会議室
参加者:2002年度会長 18/19名  2003年度会長 11/19名  計29名

今回は新旧会長の顔合わせを兼ねた部会で、1年間の活動報告と引き継ぎも行いました

議題
1)新・旧会長、自己紹介
2)新役員選出→立候補がなかったので、輪番表により以下の様に決定した。
 Ⅰ.枚方市PTA協議会 副会長      招提中学校 仁波 一幸
 Ⅱ.枚方市PTA協議会中学校部会 部会長 中宮中学校 冨田 光一
 Ⅲ.枚方市PTA協議会中学校部会 副部会長 杉中学校 津熊 俊孝

3)‘02年度部会活動報告について。→ 活動報告書(別紙)の承認を得た。
〈その成果と反省点について〉
・中学校部会内や、母親情報交換委員会との懇親をもう少し早く行っていれ
 ば、もっと活発な活動が出来たと思う。
・教育委員会との懇談では、もっと深いやりとりが出来る様に時間を長く取
 りたかった。
 教職員組合との懇談会を4回持ったが、成果を残せなかったのは残念だっ
 た。
・各単位PTA間の情報交換を密にするためにも、部会内を早期に盛り上げる
 べきだった。
・部活動顧問の不足、制服の価格設定、学校完全週5日制による「ゆとり」の
 喪失、等々、広範囲な問題点を取り上げることが出来た。

4)‘02年度から‘03年度への引き継ぎ事項について。
・活動テーマはいくつかに絞って考えてみてはどうか。
・教職員組合との懇談会を新年度も4回は行い、意見交換などを活発にしてい
 って欲しい。
・部会内や母親情報交換委員会との懇親会は、早期に行った方がよい。

 一年間の感想を旧会長から一人一言ずつ聞かせてもらいましたが、総じて
「大きな結果は残せなかったが、実のある活動だった」ということでした。
部会長としても『こうすれば良かった、ああすれば良かった』と反省ばかり
でしたが、楽しく活動できたと思います。共同・協同・協働の大切さを勉強
させていただきました。
                               以上

[添付] 23(2003)第11回中学校部会活動報告書

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■ 枚方教職員組合の懇談会(2回目)議事録
Date : 2003/05/16 (Fri)

枚方教職員組合の懇談会(2回目)の議事録が完成しました。(会長会・母親情報交換会)
日 時:2003年3月1日(土) 14:00~16:30
場 所:教育文化センター 3F 大会議室
出席者:枚方市PTA協議会:16名
    枚方教職員組合  :16名

*組合委員長挨拶
共通認識を持って、共通の行動が取れたら言いと思います。
週5日制が始まり1年が経ちました。また、35人学級が来年度から池田市と岸和田市が開始することの新聞発表がありました。大阪府下では初めてです。各学校に定員決定の権限が移ったからですが、これは基本的には良いことです。しかし、府下全体としては教職員が減らされていく方向にあります。35人学級は教育を進める上で大切なことです。このことについて共通の認識ができればいいと思います。
~話し合われた内容~
(教) 教職員発言
(保) 保護者発言

《議題》
1.学校完全週5日制について
(教)子どもがどう思っているか、3年生を持っているので聞いてみたので紹介します。
例:「勉強することが減って楽になった。勉強が減って馬鹿になる。」「友達と居る時間が長くなる。毎日が6時限になって疲れる。」「よかったことはない。6時限で疲れる。授業のペースが早い。」「遊ぶ時間が増えた。暇。」「自由時間が増え、家族といっしょの時間が増えた。だらけてしまう。」「塾が多くなって疲れる。」 等。
(保)1日減った5日に6日分を詰めているといった印象です。有意義に土曜日を過ごせていないような感じがします。
(教)養護学級の担任だったので、外から見た立場で話します。毎日会議があることになりました。終礼後すぐに会議があり、子どもと会話する時間が少ないです。担任をした時に感じるのは、放課後の雑談などで子どもたちの気持ちを掴むゆとりがなくなったということです。時間だけでなく、教科書も大きく変わりました。時間が減った割には、内容が減ったわけではなく、知識をきちんと身につけるものから、総合学習的な内容に変わっています。教える立場としては、きちんと教えたいのですが、時間がない。子ども達の実感としても、不安の気持ちになるのではないかと思います。
(教)年間の980時間、各教科の時間数確保を目標としました。体育祭・文化祭など、何の時間にもカウントされないものもあります。3学期になって、5時間授業もできるようになって、ゆとりができたことを大切に感じています。
(保)うちの子はクラブをしていますが、疲れるので昼寝をするようになりました。これから受験も入り、不安があります。クラブなどでがんばっている子へも声を掛けてくださればと思います。
(保)期末試験の3日目は(クラブで)再登校でした。学校での勉強が分からないので塾へ行きたいと言い出しましたが、それで帰りが夜遅くなっています。過密なスケジュールで、ゆとり教育になっていないのでは・・。
(教)(学校現場では)「ゆとり」という言葉が聞けない状況です。授業時数の観点で不安なことはないですか。
(保)うちの子どものクラスでは授業時数は(年度内に)終わるけれども、こんな内容でいいのかと思います。
(保)府では授業時数の「全う度」は枚方市が一番らしいです。
(教)今日の朝日新聞に、「私立高校の入試で、習っていないところが出題されていた」と出ていました。中学校の教師としては、薄っぺらな教科書を持って、どんな風に教えたらいいのかと思います。授業時数を消化することの指導が入っています。授業の時数を確保するだけで、ほんとの学習になっていないのでは?とも思います。
(教)入試で教えていないことが出たらどうするかという不安がありましたが、実際にそうなりました。
(保)上の子のときは授業を聞いていたら受験に備えられました。でも、今は授業だけでは・・・と不安になります。過去は授業+αのことも話されて、それが勉強にもなっていたと思います。
(教)小学校の教員ですが、秋に市教委からのアンケートがありました。その時に、時数だけでなく、授業の中身が大事ではないかと答えました。小数は第1位まででいいことになっていますが、小数のしくみを教えるには2桁以上を教えるのがいいのです。円周率は3.14で教えて、中学校になって戸惑うのかとも感じています。時間数だけではなく、内容について議論していくべきです。地域の中で取り組みを調整したらいいのではと思います。教育委員会も時間数にこだわった指導が多いようです。PTAからも、「時数だけでなく、内容を検討すべきだ」ということを訴えて欲しい。
(教)中学校の数学でいうと、面白いことが減ってきました。発展的な問題を教えにくくなりました。また、発見につながることが少なくなっています。週3時間では学力的な差が大きくなっているような気がします。塾に行っている子は3年生の内容に進んでいて、行列(高校の内容)を教えてくれという生徒もいます。これに対して、学習習慣が身につかなかった子へのフォローができず、差ができてしまいます。「自分で勉強していく」というフォローが必要です。6時間つまっているので、生徒と接する時間が少ないのです。
(教)「ゆとり」という言葉は、「ゆとりがない」というときにしか使わないようになっています。時間数はすでに1000時間以上を確保していますが、教えるには時間が足りません。マニュアルがありますが、現実を反映できていません。英語の学習を例にすると、早く終わると思っていたのが、時間が足りませんでした。与えられた中でやるのであれば、ほんとに決められたことだけをやることになるかもしれません。
(保)私立の試験で習ってないことが出ました。高校生の子どもに言うと「当たり前」と言われました。中学校は内申点をもらうだけで、塾に行かないとそういうことは教えてもらえないとも。それは当たり前、とも言っています。学校にはゆとりがないので、私立対策まで要求することはできないと、この1年で思い直しました。
(保)ゆとりがないことは、先生も親も分かっています。良い方向に持っていくお話をお聞きし、話し合いたいです。具体的な方法はないでしょうか。
(教)総合学習は生徒が自ら考えるものということでしたが、うまく進行できませんでした。実際にはアドバイスをすると、うまくいいきました。忙しい中でも工夫をしていけば良い授業になると思います。
(教)私立では今年は混乱がありました。難関と呼ばれる学校は、分かっていて出すこともありますが、大部分はそうではないでしょう。中学校に「範囲外を出してしまった」とのお詫び連絡もありました。
(保)高校で必要な内容を教えられないこともあります。どこで教えるのかが問題です。
(教)文化祭が1日になりました。その中で、子ども達が一生懸命にやったことに感銘を受けました。2年生が伝統的な文化祭にして欲しいとの動きをしています。土曜日の復活は難しいと思います。
(保)公立試験で習っていないことがあればどうするのでしょうか。
(教)公立でそういうことはない、と断言できます。仮に逸脱した問題があれば抗議します。私立については、それが私立の「売り」でもあります。これは学校現場の範囲を超えたところにあります。6日制の復活をもっと掘り下げて論議したいです。
(教)土曜日復活は反対です。子ども達にもそういう生活スタイルを身に付けさせたいからです。(自分の教科は)週3時間では少ないので、せめて4時間にして欲しいと思っています。総合学習の時間にとられて少なくなってしまいました。国語については、内容が細くなっているようです。教科書の中に〈発展〉の部分がありますが、本当はここが面白いのです。家庭でも教科書を読んでみて下さい。家庭でもカバーして欲しい部分があります。5日制を推進する方向で協力して欲しいです。
(教)クラブについて。6時間授業になるとクラブの時間が少なくなくなります。
(教)5日制の中で考えるべきだと考えます。教職員が工夫する点と、仕組みを改善すべき点があります。
(保)総合学習に期待しています。学習内容が減ったことについてはいいのではないかと思っています。ほんとうに社会に出て必要な知識を身につけることができるのであれば、必要ではないでしょうか。先生が教えたい気持ちは分かりますが、本当にそれが必要でしょうか。
(保)小中学校では、人間的なところを教えて欲しいです。より高度なことは高等学校で行うのが良いと思います。今の総合学習ではダメではないでしょうか。
(教)総合と授業は別になっています。もっと柔軟にできれば、改善できると思います。今は現場ではそれができません。そんな現場の雰囲気です。教師はいかにこなしてくかで頭がいっぱいです。
(教)学校生活がしんどくなっているという観点で、5日制の弊害があります。時間数だけではなく、内容を検討しなければいけないのでは。ひとつの解決策は、学級定員を少なくすることにあるように思います。時間数確保ではなく、教育条件整備に意識して、現場の教師をサポートすることをすべきだと考えます。教育基本法に返って考えることが大切です。
(保)今年から入った子どもは、これが当たり前だと感じています。親や先生が考えているほど、子どもは深刻には考えていないように思います。問題なのはゆとりがないことにあります。そのために知恵という部分がなくなっていると感じます。知恵をつけるには周りのサポートが必要です。工夫をして改善できることがあるはずです。学校のテストの点数だけでなく、考え方の発展などで受け止めると、子どもにもゆとりが出るのではないでしょうか。

2.学校づくりとして具体的にできること
(保)PTAが学校に関わっていけることがあるはずです。
(保)学校や教職員と共動できることはないでしょうか。
(保)学校単位でもこういう活動ができないでしょうか。ぜひともこういう動きで進めて欲しいと思います。
(教)大事なのは、「よりよい学校を!」と、それぞれが考えていくことです。生徒会との懇談は各学校で積極的に進めたらいいと思います。学校診断に、こんなことを聞いて欲しいということを要望すべきではないでしょうか。アンケートを作る段階からもPが入ったらいいと思います。
(教)大阪府教育委員会が「学校協議会」を来年度から作ろうとされていますが、これは、教職員・保護者は入りません。学校協議会に保護者やPTAを入れるべきであることを言うべきです。
(保)Pの立場としては、そのような形で協議会ができるのは反対です。提案があるとすれば、協議会を教職員・P・生徒を入れた形にしたいです。
(保)さだ中では懇談会が持てました。先生の方から声を掛けてもえらえれば、他の学校でも開始するきっかけになると思います。
(保)各学校の分会長さんが分かれば、フォローがしやすいです。
(保)この会は、話しやすい場になっていると思います。Pとしては、なぜ先生が忙しいのかがわかってきました。学校の先生が悩んでいることが理解できてきました。今後ともこの会が続けていければと思います。
               以上
[添付] (2003)中学校部会教職員組合との懇談会

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■ 枚方教職員組合懇談会議事録
Date : 2003/05/16 (Fri)

枚方教職員組合との懇談会議事録が完成しました。

2002年7月6日 14:00~16:00 於:枚方青少年センター
【参加者】
枚方市PTA協議会実行委員会より  4名
中学校部会・母親情報交換委員会より 12名 計16名
枚方教職員組合:委員長・書記長をはじめ、 計15名

(保)保護者発言
(教)教職員発言

(保)枚方市PTA協議会を代表して「子ども人権啓発委員会」委員長より挨拶
完全週休2日制になり、自分の子どもたちも結構忙しい日々を過ごしているようですが、先生方のお陰で授業は楽しく受けているようです。今回は膝をつき合わせてザックバランに話し合えたらと思います。
(教)組合を代表して委員長より挨拶
「PTA」は日本最大の社会教育団体であり、教育に非常に大きな力を持っていると考えます。また、教育の主人公は子どもや保護者であり、もっと子どもや保護者の意見を取り入れて、よりよい学校を作らなければと考えています。「ゆとりのある・・・・」というのが学校週5日制のキャッチフレーズですが、我々現場の教師には、そうは感じられないのが現状です。それぞれの立場から、学校が少しでも良くなるように忌憚のない意見交換をしたいと思います。
1. 昨年度の懇談会で、クラブ活動・国旗国歌問題についての回答が教育委員会と違う点について貴組合はどう考えているのでしょうか。(特にクラブ活動の認識の違いについて。また、転勤等による廃部問題について)
(教)クラブ活動の認識については教育委員会と組合とではそんなに違いはないと思います。学習指導要領にはクラブについて触れられていませんが、現在の学校教育の中での役割は大きいと考えます。私達にとっても、授業・学級以外で活躍する子どもたちの存在は励みにもなり、子どものいろいろな面が見られて良いと思います。クラブ顧問については、大阪府の教職員削減により新しい先生が入ってきていないため、教師の平均年齢が47~48歳であり、なかなか技術指導ができない、或いは転勤等による指導者不在のクラブも出てきています。枚方市の部活動派遣事業により各校3名までという枠で指導員が派遣されています。休日に来てくれる指導員を捜すのはなかなか難しいです。また、指導員がいても日常活動・試合の引率は教師がしなくてはいけないので、教職員の増加が無ければ解決は難しいと思います。私自身、去年から指導者の転勤により男子バスケット部を指導していますが、精神的にも時間的にもきついところがあります。
国旗・国歌問題については、憲法に保障された「思想・良心の自由、内心の自由」があります。学習指導要領には「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するように指導するものとする」とありますが、「教育課程の編成権は学校にある」とも書かれています。しかし、枚方市教育委員会は校長を通して学習指導要領にも書かれていない、「式の形式や内容」にまで踏み込んだ指示をしています。卒業式や入学式で各学校がそれまで創意工夫し、子どもたちが巣立っていく・迎え入れることにふさわしい式を作るために積み上げてきたこと(例えば、フロアー上で生徒と親が対面して行う形式など)を全く無視するのは学校の自主的な権限を否定するものだと考えます。我校も例年1,2年生400から500名が貼り絵(ホリゾント)を作り、ステージ上に貼っていましたが、国旗の位置が舞台正面ということになり、はずされました。職員会議で論議しましたし、子どもたちからも自分たちのホリゾントを飾ってほしいとの要望がありましたが聞き入れてはもらえませんでした。こういう一方的な教育委員会の指示はやめて欲しいと考えています。
2.PTA行事や地域教育協議会行事、PTA会議、パトロールなどへの教職員の参加が消極的に感じられることに関して、貴組合としてどう考えているのでしょうか。 (各学校によってばらつきがある。指導などを行っているのか。)
(教)PTA行事に教師が参加していない状況はあると思います。特に今年は(学校週5日制により)金曜日まで仕事がつまっているのが現状です。(PTAの)会議の時間等も、「学校のある土曜日の午後」から、「金曜日の夜」となると教師の方も家庭の事情・時間の問題などで出席しづらいことになります。
 今年度、大阪府PTA協議会会長が『「学校五日制」が実施され、PTAのあり方が改めて問われている』と言われているように保護者の皆様も無い時間をやりくりされているPTA活動が子どもたちの役に立ち、皆が良い方向になって行くよう、行事のあり方等教職員も含めてきちっと考えていく必要があると考えます。
(休憩)

(保)先生方の意見をひとつでも多く聞きたいと思い参加しました。先生方にもPTA活動に参加して頂きたいのは、保護者の意見を聞いてもらいたいからです。一人でも多くの先生に参加してもらいたいと思います。
(保)PTA活動に参加してくださる先生は決まっています。PTA担当以外の先生に参加して頂けていないと思います。いろいろな先生に参加していただきたいという気持ちがあります。
(保)今までは会員であっただけで、(PTA行事の)内容もわかりませんでした。個人の思いとしてはPTA行事の見直しが必要ではないかと思います。また、週五日制になったことで皆がしんどいのに、なぜ五日制なのか。五日制のメリットは何なのでしょうか。
(教)学校週五日制は10年程前から(変則的に)行われています。当時、民間企業の中で過労死という問題や、国際的な経済の動向として労働時間短縮のために行われました。その一環で公務員も実施されました。教師は子どものこともあり、5~6年前から隔週週休二日、2002年度から完全週休二日ということになっていました。それにあわせて、学習指導要領の案を2~3年前に作りましたが、ゆとりがなくなることは(我々は)予測していました。〈教科内容を3割減らし、教科時数を減らして「総合的な学習」、「(中学校で)選択授業」を入れたことで、それに見合うだけの学力がつくのか〉という批判がおこり、学校への拘束時間を増やしている、というのが現状です。学校週5日制は教師からの要望ではなく民間も含めた社会の流れとして行われています。学校週5日制となるなら、土曜日のあり方をよく考えるべきでしたが、整っていないままにスタートしてしまいました。教師を減らさず、学習する中身を検討するべきです。 
(保)学校現場では、家庭で経験できないことを学校で体験させるなどして欲しいが、実情は違うのではないでしょうか。
(教)そうした点で様々な行事は大切です。しかし、私たちの学校は「授業時数の確保」という理由で今年度は(文化祭で)コーラスのみになりました。生徒が署名活動しましたが、校長先生から「とにかく時間がないので難しい」と言われました。今年一年終わってみないとわからないので、来年は無駄を省いて時間を作っていきたいと思います。
(教)文化祭の練習の為に時間を取らなくてはいけませんが、年間980時間ぴっちりで余裕がありません。
(教)文化祭は生徒会行事なので総合的な時間は使えないのです。校長と職員の間でやりとりがありました。独自の判断で、柔軟な対応をしてほしいと思います。中途半端な行事では子どもたちに満足感は与えられません。また、宿泊体験と一日行事では、子どもたちの満足感が違います。
(保)企画運営委員会で、文化祭の日程についての意見が出ましが、校長先生から「職員会議で決まったので」という答えがありました。また、校長先生は「子どもたちが署名活動を行ったことは喜ばしい」と言われましたが、では、なぜできないのでしょうか。PTAの中では変な誤解を招くことになると思います。PTA活動も平日に行うこととなると、全ての会員は参加できず限られた女性だけになります。一番大切なのは心に残る子どもの達成感だと思うのですが、このままでは子どもがどう感じるのか大変不安です。
(保)私たちの学校では校長にお願いして文化祭を1日から1日半にして貰いました。
教育の現場でずっと学ばれてきた先生が、言い続けるべきではないでしょうか。PとTのパイプが細く、意見交換の場がもっと必要なのではないか。PTA行事の参加よりそちらの方が大切ではないか。
(教)言い続けていますが、結論は変わりません。PTAに伝えることも難しい部分もあり、我々が一番苦しんでいる部分です。
(保)先生方と話し合いを持つべきという意見があり、昨年、単Pで組合との話し合いをもちました。
(教)昨年、それぞれの学校での問題で単Pにて話し合いの申し入れを各学校で行ったらどうかということでしたが、学校によっても事情があり、或る中学校ではすぐに応じてくれました。ちょっとワンクッションおいてのところもあります。まだ(懇談を実施している学校が)少ないので今年いろいろな話し合いができる場として必要であると思います。
(保)文化祭が二日から一日になったことについて、学校から結果を聞きましたが、教師もそれに賛成していると思われます。「職員会議で決められたから」ということは結果の押し付けです。それについて疑問に思うことが大切だと思います。いいのか、悪いのか、子どもの立場から意見を言うということが大切です。批判的なことは言いたくないですが、それぞれの立場で、皆が子どもの為に意見を言うことが大切だと思います。
(保)どこに言えばいいのでしょうか。何を言ってものれんに腕押しで意見は通らないのではないでしょうか。直接、教育委員会に言うべきなのでしょうか。先生が文部科学省に言ってくれないのですか。週休 二日制に先生は賛成なのでしょうか。元に戻して欲しい。どこに言えば変わりますか。
(保)米飯・統廃合等の時、話を聞くだけで、「話は決まっています」と言われました。
(教)学校で変えられることがあると思います。本当の意味でのPとTの話し合いが必要だと考えます。懇談会によって何かが変わること、そういうものとして懇談会の場を作り上げていきたいと思います。
(保)クラブ活動についてですが、顧問の転勤により、校長・教頭が担当していますが、今後は廃部に行きかねない状況です。子どもには、やる気があるのにこの先がとても不安です。どういう形で廃部になるのかを教えてください。先生の転勤によって左右されることとは、どういうことなのでしょうか。
(教)どういう形で保護者が動けばいいのかということではないのです。
(保)サッカー部が廃部になるところを、子どもの要望を校長先生が聞いてくれて、コーチを探して存続となりました。
(教)校長先生が努力されたのでしょう。
(保)クラブの子どもたち全員同じ意見ではないので、直談判もむずかしいです。
(教)男・女とも転勤で出て行ったクラブを、名前だけ残すために私が持っています。今まで文科系のクラブを持っていた人ではどうして良いのかわかりません。コーチの方も期限が切れました。今のクラブ数を今の教職員数で維持していくのは難しいのです。指導者が2年いないクラブは廃部の方向へ、3年間その状況だったら新入部員はいれないということになっています。子どものやりたいことを受け入れたい気持ちはありますが、現状は難しいです。
(保)複数校で1つのクラブということころもあります。その方向で考えてほしいです。
(保)最近、自分で考えない新入社員が多くいます。民主主義を植え付けるとか、自分で考えるようにしてもらいたいです。10年前は、いじめられた子とかいじめた子も含め皆で解決しようという形をとっていましたが、中学生がルールを守って話し合いできるのかどうか・・。皆で話し合うと、つるし上げになり、子どもを追い込むことになるのではないでしょうか。今の子どもの心理を追究して行ってください。
(教)一般的には、どのような状況なのかによってケースバイケースで対応します。教師の中で話し合って最善の方法を見つけるようにしています。
(司会)保護者と先生とで全体として話し合っていくが、学校のことにこんなに保護者が口出ししていいのかと思うこともあるが、もう少し話し合って、お互いの意思統一した上で、教育委員会等に話をしていきたいと思います。
[添付] 21(2003)教職員組合と中学校部会と母情との懇談会

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■ 懇親会(5)
Date : 2003/05/16 (Fri)

これから一年間,宜しくお願いします <by 小西>

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■ 懇親会(4)
Date : 2003/05/16 (Fri)

楽しく 有意義な会でした<by 小西>

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■ 懇親会(3)
Date : 2003/05/16 (Fri)

今年も 盛り上がりそうな気配が…
みなさん,宜しくお願いします<by 小西>

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