1(2007年度)
■ 主催講演会の報告
Date : 2007/03/18 (Sun)
平成19年1月16日(火) 於 枚方市民会館第3会議室
講師 藤本美穂子先生(絵本読み聞かせ指導者)
テーマ 「たのしい絵本の世界」~子どもの世界から大人が学べること~
出席者 枚方市立幼稚園PTA会員 130名
まずは先生の本との出会いや、昔読んだ印象深いお話が現在の自分の核の様になり強く影響を受けていることなどを話され、数冊の絵本を読み聞かせて下さりながら、そのお話を通して先生のお考えになる絵本観や子どもとの関わりなどを色々とお話下さいました。
☆「絵本は読みっぱなしに限る。」
読み聞かせる側が変な欲をもって子どもに理解させようと解説を付けたりすると、本を読む楽しさが台無しになるし、子どもが自分で読み取る力をそいでしまう。
子どもの方から聞いてきたら丁寧に答えるが、わかる言葉で短く、真実だけを伝える。そこから、母親(読み聞かせる者)への信頼も生まれる。
☆「お母さんは子どもに責任を持てる言葉で」
子どもとの会話はどんなに忙しくても顔を見て。今対応できないのであれば、それを子どもに伝えればいいが、「ちょっと待って」や「あとで」ではなく、「このお料理が出来上がるまで待って」などと、いつまで待てばよいのかはっきり示して約束し、きちんと対応することが大事。
子どもの話したい気持ちを大切に。お母さんは聞かせ上手より聞き上手になれるといい。
☆「良い絵本はウソがない」
事実と真実というのは違う。良い絵本には多くの真実が語られる。
☆「子どもが幸せであるには、まずお母さんが幸せであること」
人を許すって難しい。兄弟喧嘩にはみな親は心を砕くことと思うが、両親の見守りがあることがバックボーンとなり、子どもの心は安定する。お母さんが幸せであれば、子どもも幸せになれる。
☆「絵本を読むときは淡々と」
声優の様に声に表情をつけて読まなくては、などと気負わなくていい。お話から想像するイメージは人それぞれ違うのだから、読み手のイメージを押し付けることになる。イメージを自ら立ち上げることこそが想像活動であり、それこそが絵本の楽しさである。
参加者の感想には「子育てのヒント、人と人との関わりが絵本の世界で学べることを知った」「子どもと絵本を楽しむ時間を大切にしたい」「先生のわかりやすい言葉が心に響いた」等の言葉が数多く寄せられました。 先生の優しい語り口調と暖かいメッセージに、日頃子育てに追われ慌しい毎日を過ごすお母さん達にホッと一息立ち止まる時間をいただけた様な、心癒される講演会でした。
【先生が紹介してくださった絵本】
「くまくんのおともだち」
福音館 E.H.ミナリック・文 松岡享子・訳
「かえってきたおとうさん」
福音館 E.H.ミナリック・文 松岡享子・訳
「ぼくたちまたなかよしさ」
評論社 ハンス・ウィルヘルム・絵と文 久山太市・訳
「いまがたのしいもん」
童話屋 シャーロット・ゾロトウ・文 エリック・ブレグヴァド・絵 みらいなな・訳
「しあわせハンス」
福音館 グリム童話 フェリクス・ホフマン・絵 せたていじ・訳
——————————————————————————–
■ 講演会のご案内
Date : 2006/12/13 (Wed)
1.日 時 平成19年1月16日(火) 午前10時~12時
(11時30分より質疑応答)
2.場 所 枚方市民会館 3階 第3会議室
3.内 容 「楽しい絵本の世界」~子どもの世界から大人が学べること~
講師 藤本 美穂子 先生 (絵本読み聞かせ指導者)
記載:総務A
——————————————————————————–
■ 幼稚園訪問の報告
Date : 2006/10/08 (Sun)
日時:平成18年9月14日(木)
訪問させて頂いた幼稚園:田口山幼稚園
園児数: 4歳児 70名、5歳児 69名 合計 4クラス 139名(9月現在)
職員数:教職員(園長先生含む)7名、校務員 1名(女性)
特色:・徒歩圏内に3つの大きな公園(山田池公園、薬師谷公園、北山公園)があり、
自然環境に恵まれている。
・比較的子供の人数が多い地域にあり、例年定員を超える入園希望者がいる。
・PTAで毎年人形劇を企画、運営。30年間続いている。
<感想>
小学校とは道路を挟んで幼稚園が建っていました。
そのせいか園内も広く、開放的に感じられました。
園庭には、ぐみ、びわ、金柑、オリーブ、銀杏等の実のなる木が植えられているの
で、子ども達は季節の果実を味わうことができ、秋にはさくらやイチョウの木が
園庭をきれいに彩るそうです。
徒歩圏内に3つの公園があるという事で園外保育におおいに活用でき、例えば
山田池公園だけでも、年少で年3回、年長で年4回訪れて四季折々の自然に
触れに行くというように、近頃歩くことが少ない(家族で出掛ける時も車で、
という事が多い)子ども達にそういった機会を与えているという園長先生のお話
から、歩く事や自然との関わりを大切に思われているお気持ちがとてもよく伝わりました。
園の雰囲気は、子ども達も元気よく、同じ公立幼稚園の家庭的な印象を受けました。
副部会長 白川
——————————————————————————–
■ 幼稚園訪問
Date : 2006/04/11 (Tue)
< 幼稚園訪問の報告 >
日時 : 平成17年9月26日
訪問させていただいた幼稚園 : さだ幼稚園
園児数 : 4歳児59名 5歳児44名 合計 4クラス 103名
職員数 : 教職員(園長先生含む)6名 校務員 1名(女性)
特色 : ① 地域の公立保育園4園との交流
小学校にあがったら一緒になるので、年長さんのみ年に数回交流会を持つ。
教師同士も交流する。
小学校も加わり教師同士で話し合う。
② 未就園児の会(ころころクラブ)
月に一回、保育時間内に親子で遊ぶ。担外の先生が担当。←3歳児のみ
③ 保育参加(お母さん先生として)
年に10回前後行う。各回10人前後のお母さんに参加していただく。年度始 めにアンケートをとる。小さいお子さんはお友達などに預かってもらって 参加する。お母さん先生は朝から11時半くらいまで子どもたちと一緒に遊 ぶ。
<部会長感想>
樟葉南と一緒でこじんまりした園でした。園庭はもう少し広いかな。門を入ったとき、子どもたちが大きな声で「おは