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2010-10-31

第3回全体会アンケートより

 10月14日の第3回全体会「野菜たっぷりの食生活で元気に健康に」で、終了後アンケートをご記入いただいた中に質問・問い合わせがありましたので、保健所及び担当者より回答をいただいております。
ご参考になる事もあるかと思いますので、ご覧ください。
尚、質問内容等、一部集約させていただいております。

質問①
 野菜を茹でたり熱を加えると、「栄養がなくなる」とよくテレビなどで聞きますが、ただ単に量を摂ればいいのか、より良い摂取方法があれば教えてください。

回答
「栄養がなくなる」という栄養素は主にビタミン類です。ビタミンには水に溶けにくい脂溶性ビタミンA・D・E・Kがあり、加熱してもビタミンが失われることはありません。脂溶性ビタミンは主に緑黄色野菜に含まれています。ほうれん草・小松菜・青梗菜・かぼちゃ等で、煮物や和え物にしても最適です。
失われやすいのは水に流される水溶性ビタミンで、ビタミンB・C等があります。主に野菜や果物に含まれています。
普通の食事では緑黄色野菜は煮る・茹でることが多く、果物はあまり加熱しないので、ビタミンを失わないような理にかなった食事をしていることになります。1日に350gの野菜(緑黄色野菜120gその他の野菜230g)を、1つの野菜に偏ることなくバランスよく摂取してください。野菜は350g以上摂取してもかまいません。

質問②
減塩について、低血圧の方は、普通の方の1.5倍の塩分が必要と聞いた事があり、実際に効果があった低血圧の方の話を聞きました。血圧により、減塩は逆効果になる事もあるのでしょうか?

回答
低血圧だから塩分摂取を増やすことは、長期的に考えてあまりよいとは思いません。塩分摂取が多いことによって、腎臓病等の疾患が起きる可能性もあります。低血圧は運動等をすることで改善はできると思います。
1日に必要な塩分量は1g程度です。通常私達は11g程度の食塩の摂取があり、例えば心臓病等で療養が必要な方の塩分量は5gです。心臓病等の患者さんは、このような厳しい減塩(11g → 5g)を実践していますが、病気でない方が減塩するとしても、これ以上(5g以上)の摂取はしていると考えられます。低血圧=増塩と考えることは危険です。普通の食事摂取で、運動で改善してはどうでしょうか。

…当日、保健センターよりがん検診のお話があり、次の質問がありました。

質問③
がん検診を受けたいのですが、子供の帰宅時間により、受診の時間的に難しいです。土日の設定があれば有難いのですが…。

回答
保健センターのがん検診は土・日曜日は実施されていません。土・日曜に健診を行っている医療機関を電話で確認していただくようお願いしますとのことです。医療機関の一覧表は「保健センンターだより」平成22年度保存版P4ページにある、枚方市各検診取扱医療機関一覧表の医療機関に電話して土日曜に実施しているかお尋ねください。
(パソコンで「枚方 保健センターだより」と検索すると出てきます。)

質問及び回答は以上です。ご参考にしていただければと思います。

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