平成29年度 第2回全大会を開催!
平成29年度第2回全体会を下記の通り開催いたしました。
【日時】 平成29年7月10日(月) 午前10時-12時
【場所】 輝きプラザきらら 7階大研修室
【講演内容】
1.「女性のがんについて」
保健師 /森外 千晴 様
2.「たばこの害と危険な薬物」
保健師 /伊藤 弘美 様
薬剤師 /伊藤 裕司 様
3.「熱中症予防~水分のとり方~」
管理栄養士 /尾山 瞳 様
お忙しい中46名、各小学校の給食委員や代理の方にご出席いただきました。枚方市保健センターより、3つのテーマについて講演していただきましたので、簡単にご紹介させていただきます。
日本人の死亡原因の3割はがん
日本人男性のおよそ4人に1人、女性ではおよそ6人に1人ががんで死亡をしており、私たちにとってとても身近な病気となっている中、乳がん(乳房)の視診、触診の方法を詳しく教えていただきました。毎日の生活の中で発見しやすいがんもあるので自己検診、また枚方市が費用を負担して受けることができるがん検診を積極的に利用して、早期発見をすることがとても大切だと感じました。
たばこに含まれる有害物質は200種類以上
実際、フィルターを通してたばこを吸う喫煙者よりも直接煙を吸う受動喫煙の方が、はるかに害があり、今は三次喫煙といってたばこの臭いのついたソファーや衣類も健康に害を及ぼすということ。また、薬物は脳を委縮させ、いったん破壊されてしまった脳の細胞は元に戻ることができないなど、危険なドラッグのお話を実際の写真を見ながら、クイズ形式でわかりやすく説明していただきました。
ペットボトル症候群に注意!
この講演のあった前日にも、市内の中学生が熱中症で倒れたということもあり、子どもの熱中症の特徴や対処方法など教えていただきました。中でも興味深かったのは、ペットボトル症候群という症状。なかなか聞きなれない言葉ですが、汗をかくことで喉が渇き、糖質の多い飲料を大量に飲むことで血糖値が高くなり、全身の倦怠感やひどい場合は意識障害から昏睡になることも。水分補給のポイントはお茶やお水を中心にこまめに摂ることだそうです。
最後に各アンケートにご記入いただき、沢山の貴重なご意見をいただくことができました。次回、秋頃に第3回全大会を予定しております。詳細については後日ご連絡させていただきます。