講演会「インターネットの犯罪例や防止策」
11月12日に「インターネットの犯罪例や防止策」の講演会を開催しました。
当日は72名が参加され、大阪府警察サイバー犯罪対策室の方を講師にお迎えして行いました。
情報セキュリティ対策ビデオを見せて頂いた後、サイバー犯罪の現状と対策についてお話を伺いました。
遊び感覚や興味本位で、中高生が「出会い系サイト」を利用して犯罪に巻き込まれる事例や、
クラスメイトから「学校裏サイト」で誹謗中傷されている話など、他人事のように思っていた事が
身近に起こっていることに驚きました。
「子どもの行動にもっと関心を持って下さい。」という講師の方の言葉に、
親が子どもを危険から守らなくてはいけないと改めて思いました。
参加者から講師のお話を書き残す事ができなかったので資料を配布してほしかった、というご意見が
ありました。当日教えて頂いた注意点などをまとめましたので、
ぜひ、お子様とインターネットについてお話になる時に参考にして下さい。
◎オンラインゲームでの不正アクセス
・オンラインゲーム上で相手のアイテムを盗んだりしようとして他人のID・パスワードを無断で使用して
ログインすることは犯罪です。
・自分のパスワードを他人に教えないようにしましょう。簡単なパスワードは他人に見破られてしまう
ので禁物です。
◎誹謗中傷に注意
・他人の個人情報を本人の許諾なく掲載することは厳に慎みましょう。
・ホームページや掲示板は、どのような人が見ているかわかりません。
個人情報を安易に載せないようにしましょう。
◎出会い系サイト
1 法律で禁止されている行為
出会い系サイトに金銭目的で男性を誘う書き込みを行う
2 児童を出会い系サイトから守る方法①
パソコンの場合
フィルタリングサービスやフィルタリングソフトを使用する
児童を出会い系サイトから守る方法②
携帯電話の場合
無料フィルタリングサービスを利用する
3 出会い系サイトは
見ない(アクセスしない)
書き込まない
絶対会わない
☆講演会アンケート集計☆
回答数:68
◎本日の講演会はいかがでしたか?
※講演の内容に関して
参考になった 68 ならなかった 0 どちらでもない 0
※講演の時間
長い 6 短い 3 ちょうどよい 59
◎今後聞いてみたいテーマはどのようなものですか?
・子どもが巻き込まれる犯罪について
・また同じテーマで聞きたい(ネットは日進月歩なので)
・薬物の危険性(中学生・高校生がどのようにかかわるのか)
・性犯罪など身近に起こっていることについて
・いじめについて
・学校と警察(交番のおまわりさん)との連帯はどのようになっているか
・インターネットの便利な利用方法を広めるような講習
・護身術(不審者から自分の身を守る方法など)
・交通安全について
◎全体を通して、ご意見、ご感想をお願いします。(抜粋)
・ゲーム、インターネット、携帯電話などは子どもたちの関心は高く親より知識がある。
したらダメ!はもう通じない時代なので何かが起こった時は話し合える親子関係を作りたい。
・学校で子どもたちにも今日の講演の内容を聞かせたい。(ビデオがわかりやすいと思う)
・うちの子は大丈夫という考えは変えなければいけないと思った。
・パソコンは親が見える場所におく、携帯電話にはフィルタリングをかける、また、
子どもたいには日ごろから自分の一言、ワンアクションがものすごく多くの人に簡単に広まる事を
意識させないといけない。
・親自身も何かあったらすぐ実行できるように対処方法を身につけたい。
・子どもの犯罪意識の低さ、大人が子供を犯罪に巻き込んでいることがわかりショックだった。
・子どもたちを守るために、毎年こういう情報を教えてほしい。大変参考になった。
もっと聞きたいくらいだった。
・DVDや映像が多すぎ、危険感をあおるだけで終わってしまったのが残念だったが、
中学生、高校生に見せるのは効果があると思う。
・ニュース上の話だと思っていた学校裏サイトが身近にあることを知って改めて驚いた。
・最後の講師のお話は、とてもリアルで心に残った。