2(008)年度
■ 平成19年度 小学校部会活動報告
Date : 2008/05/09 (Fri)
小学校部会活動報告
部 会 長 西村 忠
副部会長 道浦 俊彦
副部会長 西本 雅一
副部会長 恩地 宏昌
副部会長 尾崎 紀子
平成19年度小学校部会では、『子供たちが安心して過ごせる環境作り~風通しの良いPTA』を年間テーマとして、一般の保護者からの生の意見をお聞きし、教職員との連携を密にした活動をしようという主旨で意思統一をして、一年間をスタートしました。
【活動実績】
● 年間テーマを『子供たちが安心して過ごせる環境作り~風通しの良いPTA』に決定。
● 「保護者の生の意見」を母親情報交換委員会を通して確認したところ「トイレ」問題と「
黄色い帽子」問題が上ってきたため、その2タイトルを中心に調査を行うことにした。
「トイレ」問題は・・・
① 各学校によって設置状況、形式、清潔(不潔)感、トラブルの内容等にばらつき
があり、その実態を調査する必要がある。
② 市の改修が順次行われる予定である。
「黄色い帽子」問題は・・・
① 現在1年生のみが着用しているが、交通安全、変質者対策等の観点から、
全学年の着用が望ましいのではないか。(他市では全学年で着用している
ところもある。)
② 体の成長とともにサイズが合わなくなったり、傷みのため、買替えの必要
が出てくる。家庭への買替え費用負担や市の費用負担等を検討し、黄色い
帽子のニーズや父兄・児童の意識等を調査する必要があると判断される。
小学校部会としては、これらの問題調査を今年度の活動の主軸に据えることで決定した。
⇒アンケート調査を実施し、集計資料を作成し、関係機関に配布しました。
● 「教職員と保護者の懇談会」開催について検討した結果、今年度は年1回のみの開催とし、
3学期の1月もしくは2月に実施することに決定。 ⇒平成20年2月9日に実施
テーマは、①「子供たちの安全について」②「いじめについて」③「ゆとり教育について」
の3タイトルで、各分散会では熱い議論が交わされました。
議事録およびアンケートにて意見集約をし、集計資料を作成しました。来期部会に引き継ぎます。
「教職員と保護者の懇談会」後、「教職員と保護者の懇親会」も開催し、懇談会において話しきれなかったことなどで、懇親を深めました。
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■ 平成18年度 第2回 先生と保護者の懇談会の開催について
Date : 2006/12/13 (Wed)
1.日 時 平成19年1月20日(土)午後2時~午後4時30分
2.場 所 枚方市立教育文化センター 3階
3.次 第 1:30 受付開始(3F会議室前)
2:00 ワークショップ形式による懇談(各ブロック単位で討議)
3:45 全体報告会 他
4:30 解 散
6:00 懇 親 会(希望者のみ)
懇談のテーマ
子どもの心の叫び聞こえていますか?命の尊さ教えていますか?
(サブテーマ : いじめをなくすためには・・・)
懇親会の場所:魚民 枚方市南口駅前店
TEL072-846-2988 会費:3500円程度
4.その他連絡事項
(1)各小学校1~2名の参加をお願いします。
(2)下記用紙を1月10日までに学校連絡便にて枚方市PTA協議会事務局(枚方市教育委員会社会教育課内)へ送付願います。
(3)公共交通機関でお越しいただきますようご協力をお願いします。
(4)保護者の参加につきましてはお手数ですが名札(単Pで使用している物)をご持参下さい。記載:総務A
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■ 先生と保護者の懇談会(第2回)の結果
Date : 2006/02/27 (Mon)
第1回の反省点を踏まえて、グループ数を増やし、各グループで扱うテーマも一つに絞ってディスカッションを行いました。『子供を取り巻く環境について』『子供に求める学力について』という比較的大きなテーマでしたが、じっくりと色々な角度から議論が交わされ、有意義な懇談であったと思います。
(記)Tanaka
[添付]
枚方市PTA協議会小学校部会
『先生と保護者の懇談会』内容報告
枚方市PTA協議会小学校部会
第2回懇談会
<日 時>平成18年1月21日(土)14:00~16:30
<場 所>枚方市民会館3F会議室
<参加者>教職員と保護者 約120名が参加
各15名程度の8ブロックに別れワークショップ形式で実施
<内 容>
1.子供を取り巻く環境について
【第1グループ】
子供が下校してからの行動については無関心な親が多い。アメリカでは親がどこに行くにも送り迎えしており、それが難しい場合でも充実したアフタースクールがある。
見守り活動として、特定の場所・特定の時間に立つのはあまり良くない。
住宅街は死角が多く危ないと感じる。
安全、安全といって大人が子供を守りすぎているように思う。子供たちが大人になった時に独り立ちできるか心配になる。
自分の身は自分で守るという意識が必要である。24時間守ることはできない。
地道に地域力を高めていく努力が必要である。
高学年の子供同士でもコミュニケーション(友人関係)をとるのが上手くいかないケースが多い。遊びを通して他者とふれあうということが少なくなっているのではないか。子供が成長する過程で色々な人とふれあっていくことが大切であると思う。色々な人間がいるということを学べるような環境づくりが必要である。
大人自身が他者とのコミュニケーションのとり方を分かっていない。ケンカをしたこともない大人(親)がすぐに何もかも止めに入ってしまう。色々なことを経験して他者とのかかわり方を学んでいくはずである。まず大人が変われば子供も変わっていくのではないか。
本を読んだり話したりすることで、想像力や感受性が養われる。
昔と比べて子供達の不器用さが目立つように思う。皆忙しくなっており、大人がすぐに手伝ってしまうため、ゆっくり子供にさせることが少なくなっている。また便利なものが増えすぎていることも原因である。
地域ぐるみで子供が思いっきり遊べるような環境づくりが必要である。
大人(親)がそれぞれの多様な価値観を認め合って、本音で話し合える環境になれば良いと思う。
先生側には時間的・精神的ゆとりがなく、親側には温度差が大きいという現状がある。教育というのは、本来じっくりと子供を見ていくことが必要であるが、全くその余裕がない。
親も先生も氾濫する情報に踊らされて追い立てられているように感じる。社会全体としてお互いに助け合う精神を子供に伝えていきたい。
その子の年齢に応じた体験をさせることが大切であると思う。
【第2グループ】
学校によっては地域の方が非常に協力的で、下校時間に合わせて通学路に立ってくれており、下校時間の変更なども電話連絡などで柔軟に対応してくれるところがある。一方では、登録制で地域から募集しても人数が集まらずPTAで対応している学校がある。
安全マップを作成している学校が多く、危険箇所を把握した上で通学路の見直しを検討しているところもある。
1年生が着用する黄色い帽子は、交通安全という観点では目だって良いが、防犯という観点では1年生であるという目印にもなってしまい良くないのではないか。
校舎がかなり老朽化してきており、床などはどんなに掃除をしてもきれいにならない。
児童数が多い学校では少人数制用の教室が確保できなくなってきているところもある。一方では教室が余ってきている学校もある。
外で遊ぶ子が少なくなり、家の中でゲームやパソコンで遊ぶ子が増えている。親が責任を持って使わせるようにしたい。コミュニケーションを上手くとれない子が増えている。
ふれあいに参加する子が固定化しているところが多く、ドッジボールなど人気のあるメニューになると参加者が一気に増えるというケースが多い。
ジャンクフードに慣れてしまい、栄養のバランスの取れた和食を食べられない子が多い。もっと和食を食べられるようにしていきたい。
【第3グループ】
安全監視ボランティアは当初コミュニティに依頼されたが、実際には学校によって対応がバラバラである。何でもコミュニティにふっているように見える。地域で子供を育てると言いながら、実際には協力を得られていない。
地域の方は手一杯で安全監視まで手が回らないのではないか。行政が何とかすべき。
地域の方のかかわりはある意味不変的であるが、PTAの役員などは短い期間で入れ替わっていく。ボランティアをするにあたりこの違いは大きいのではないか。
エアコンつきの監視小屋まで設置しているが、やりすぎだと思う。
不審者情報が多く流れているが、過敏になりすぎて本当に危険か否かの判断が難しい。道を聞いただけでも不審者扱いされてしまうようなケースもあるのではないか。
子供を守るのは人なので、地域で人同士のつながりが強かった古き良き時代が理想であるが、今は安易に声をかけたりすると不審者扱いされかねない状況である。
見守り隊向けに5万円分のグッズが配布されているが、こうした予算は各校区の自主裁量に委ねて有効に使うべきである。
たびたび開催される講演会は、だいたい14:00~16:00といった時間であるが、下校時間にまともにぶつかっている。下校時に子供を守らなければならないハズなのに、おかしいのではないか。
安全確保のために一番有効なのは、一人ひとりが自分を守る力、意識を高めていくことである。
【第4グループ】
子供たちが遊んでいるのを見ると、同じ場所で遊んでいるのに別のことをして遊んでいることがある。そばにいるというだけでコミュニケーションをほとんどとらないので、子供同士のつながりが希薄になってきていると感じる。大人同士のつながりも同様に希薄になっているのではないか。
昔は子育てのための教育書など読まなくても、祖父母や近所の人などから自然にしつけられた。今は塾やおけいこごとなどで、しつけや教育が他人まかせになっている。
地域で子供を見守ることができる町づくりが重要である。そのために、人同士の連携を深めていく必要がある。
子供たちが物を大切にしなくなったと感じる。また我慢する力が弱くなっている。
外で子供だけで遊ばせられない時代になってしまった。
学校の行事などでも特定の人しか参加してくれない。親の意識が低下しているのではないか。子供たちはそれほど昔と比べて変わったとは思わない。
現状、体罰は厳禁となっているが、よほどの場合はやむをえないのではないか。
2.子供に求める学力について
【第5グループ】
学習内容が少なくなったのは一昔前のこと。今は発展問題が入り少し難しくなった。
読む力を育てる教科書ではなくなってしまっている。明らかに読解力が弱まってきており、学力テストではその差がはっきり出る。
習っているその時にしか覚えられず、新しいことが入ったら前のことはすぐに忘れてしまう。教えたことが蓄積されていない。(象徴的なのが九九)
週休二日制になって、特に月曜日は気が入っていない子が多い。金曜日に教えたことを忘れてしまっている。
聞く力を育てるために家庭学習は重要である。子供とコミュニケーションをとることで聞く力が養われる。
1年生で45分間座っていられない子供が多く、授業中は座って先生の話を聞くように、1年間かけて指導する必要がある。
しつけられていない子供が多い。家庭訪問してもTVがつけっ放しになっており、人の話を聞く体制ができていない家があるが、そのような家の子供はやはりしつけ面で問題がある。
聞くことができない子供に対して読み聞かせをすることで、徐々に聞こうという態度になってきている。
小学校の間は学校の宿題のみで十分と考えていたが、中学校になった今、正直後悔している。
下校時の安全確保のため、できるだけ集団下校させなければいけないので、居残り学習ができない。
クラス分けを否定的に捉える子供が増えてきた。
学年にかかわらず子供たちは人間関係でストレスをかかえている。
外で遊ぶことが少なくなり、子供たちの体力が低下している。
【第6グループ】
塾は有名私学に合格するためには必要である。(T)
公立小学校では基礎の基礎を教えるところであるはずなのに、『ゆとり教育』の名のもとにそれができていないと思う。(P)
ゲームなど面白いことがたくさんあり、子供が本を読まなくなった。(T)
学校での学習の特徴として、コミュニケーション力や人格形成があると考えている。(P)
子供がしんどいと言うので話を聞いてみると、塾が精神的ストレスになっているということがあった。無理をせず子供に合ったペースで行かせたほうが良い。(T)
子供が敬語を使わなくなった。(P)
学習時間も含めて『生活のリズム』をつくることが必要である。できたらちゃんと褒め、親と子でコミュニケーションをとって築いていくものである。(P)
子供たちが集まって遊んでいても、個々にゲームをしているだけでコミュニケーションをとっていない。(T)
目的を失ってしまっているのか、子供たちに勉強しようという意欲が感じられない。(T)
本の読み聞かせなどをしても、集中して聞くことができない。テレビ等の刺激が強すぎて心に響いていないのではないか。(T)
【第7グループ】
大人以上に子供がテストの結果に動揺している。(T)
最近は自発的に動かない子供が多い。また自分のことしかしない子供が多い。(T)
学力診断テストは今年で4年目になるが、テスト前になると普段のびのびしている子供が緊張している。まだかわいそうだと思う。(T)
小学校の内はあまり成績のことは考えていない。それよりもなぜ勉強するのかを教えてほしい。勉強の楽しみを子供たちに感じてほしい。(P)
今後塾に行かずにやっていけるのか不安を感じる。先生は『できています』と言ってくれるが、どこまでできているのか不安である。(P)
テストは日常としてあるものだが、点数に表れない力(話す力、聞く力、人と交わる力)が大事である。
今は恵まれすぎていて、何になりたいかはっきりしない。(T)
府が現場の状況を知るためにテストをしているのでは、子供たちがかわいそうである。主旨がずれている。テストに満足できる子は少なく、結果で勉強嫌いになってしまう。(P)
週休二日制になり、土曜日の分が他の曜日に負担となってきている。特に4年生の6時間はきつい。(T)
学習指導要領が変わり、子供たち主体の時間が減らされる。授業数を減らしながら、国は学力向上を求めてくるが矛盾している。(T)
先生方は学力以外のことも考えていかないといけないので大変である。(P)
土曜日は家庭内で親と子供のコミュニケーションをとってほしい。子供に話をさせることが大事であり、指示ばかりの環境では中学以上になった時にうまくつながりができなくなってしまう。(T)
親のマナーが悪い。何もしない親に限って文句を言う。(P)
今の親の世代は学力さえあればうまくいった世代で、同じように子供に接している。(T)
【第8グループ】
低学年の時期は学校に慣れることが先決である。(T)
各家庭でしつけができていない。しつけも学校に求めてくる。(T)
今は教師自身も時間に追われている。ゆとり教育と言われているが、総合学習での準備や出席簿を詳細に記入したりといったことに時間をとられ、子供たちとコミュニケーションをとる時間が減っている。(T)
塾に行っている子供とそうでない子供の学力の違いは目に見えて分かる。授業をどちらに合わせるかということを考えると悩ましい。(T)
英語は楽しみながら覚えられる低学年の時期にやった方が良いのではないか。高学年でやっても又中学で同じようなことをやるのなら、やる気がおきないのではないか。(P)
しつけを学校に求めてくるような親は、何かにつけ学校に文句を言ってくる。(P)
算数は少人数制で行われているが、他の教科もやってみてはどうか。
レベルの高い子(塾に通っている子)は学校の授業がつまらないと言うが、今学校で習うべき内容はこれだということを言い聞かせなければならないのではないか。(P)
先生方は文句を言う親に合わせる必要はない。文句を言う非常識な親はごく一部であり、声が大きいからといってそれに引きずられるべきではない。(P)
以 上
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■ 先生と保護者の懇談会(第2回)のご案内
Date : 2006/01/12 (Thu)
第2回の懇談会を開催いたします。
開催要領は以下の通りです。
日時:平成18年1月21(土) 14:00~16:30
場所:枚方市 市民会館3F会議室(第1回と場所が違いますのでご注意ください)
懇談テーマ:1)子供を取り巻く環境について
2)子供に求める学力について
ワークショップのグループ単位ごとに上記のいずれかのテーマで話し合います。
その他詳細は添付ファイルを参照ください。
(記)Tanaka
[添付] 枚P協発第 号平成17年1月11日
小学校PTA会長 様
枚方市PTA協議会
会 長 福川妃路子
小学校部会
部会長 諏訪部明仁
先生と保護者の懇談会の開催について
平素は枚方市PTA協議会の活動にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、標記の件について下記の通り開催いたしますので、多数参加下さいますようご案内
申し上げます。
記
1.開催日時
平成18年1月21日(土) 14:00~16:30
2.開催場所
枚方市 市民会館3F会議室
(住所:枚方市岡東町8-33、TEL:072-843-1122)
3.懇談テーマ
1)子供を取り巻く環境について
2)子供に求める学力について
ワークショップのグループ単位ごとに上記のいずれかのテーマで話し合います。
4.スケジュール
13:30 受付開始(3F会議室前)
14:00 ワークショップ(小グループ討議)形式による懇談
15:45 全体報告会
16:30 解散
17:30 懇親会(希望者のみ)
『うまい処ちゃんこ部屋 枚方市駅前店』会費3,500程度 (予定)
5.その他
・各小学校単位で2名以上の参加をお願いします。
・会場に駐車場はありませんので、公共交通機関のご利用をお願いします。
・下記用紙を1月18日までに事務局に送付願います。
以 上
——————————————————– きりとり ———————————————————-
小学校部会主催 懇談会参加者 懇談会終了後の懇親会
学校名 どちらかに○を付けてください
氏 名 懇親会出席 可 ・ 否
氏 名 懇親会出席 可 ・ 否
氏 名 懇親会出席 可 ・ 否
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■ 小学校部会全体会の模様
Date : 2006/01/11 (Wed)
日時:平成17年11月10日 19:00~21:00
場所:枚方市立教育文化センター 3F大会議室
議題:安全監視員について
2学期より各校に安全監視員が配置されています。枚方市教育委員会が検討を行った上で、午前中は地域ボランティア、午後はシルバーの方が配置される形になりましたが、情報がPTAに正確に伝わっていなかったために、45校においてバラバラで行われているのが現状です。今回は、これまでの経緯を教育委員会から説明いただき、意見交換することを目的として小学校部会全体会を開催しました。詳細は添付している議事録を参照ください。
(記)Tanaka
[添付]
小学校部会全体会 議事録
日 時:平成17年11月10日(木) 19:00~21:00
場 所:枚方市立教育文化センター 3階大会議室
小学校部会 会長(諏訪部明仁) あいさつ
2学期より枚方市の小学校45校に安全監視員が配置されています。枚方市教育委員会が検討を行った上で、午前中は地域ボランティア、午後はシルバーの方が配置される形になりましたが、情報がPTAに正確に伝わっていなかったために、45校においてバラバラで行われているのが現状です。コミュニティの方が協力的でスムーズに行われている学校もあれば、逆にPTAが引き受けている学校もあります。また、今はコミュニティで引き受けてくれているところでも、年内一杯までとか来年3月までとかいった期限付きで、それ以降はPTAで対応してほしいという意見もあるようです。
寝屋川市ではプロの警備員が配置されていると聞いていますが、実際には道路工事の誘導員レベルの方が立っているのが現状です。安全監視員がいれば絶対安全ということはありませんが、それでもかわいい我が子を見守っていただいている点では本当にありがたいことです。ただ、この安全監視員をいつまで行ってくれるのか? あるいはPTAに回ってくるのか? 私たちの子供のことなので、やはりPTAが正確に把握しておかなくてはならないと思い、我々小学校部会としてまず初めに説明会という形で枚方市教育委員会からも出席いただいております。
小学校の中のことは行政のことなので、私たちPTAの意見や声がどこまで届くか分かりませんが、私たちの子供のために保護者の意見を一つにして少しでも届くように我々小学校部会はがんばっていきたいと思います。
枚方市教育委員会からの経緯説明(総務課 池口課長)
京都市立日野小学校の事件 (1999年12月、京都市伏見区、小2児童1名刺殺)
この事件のあとも、まだ校門を閉鎖するという発想はなかった。
国立池田小学校の事件 (2001年6月、池田市、児童8名刺殺)
犯人は開かれた校門から侵入しており、『校門が閉まっていれば入らなかったかも知れない』との証言があった。この事件で校門を開放しておくことへの危機感を持つに至り、常時閉鎖して運用することとなったが、施錠するところまでは至っていない。しかし並行して以下の様々な対策を実施した。
・防犯ブザーを全職員に配布
・モニター付インターホンの設置
・教職員に対する防犯教室の実施
・危機管理マニュアルの作成
・子供110番の家の設定 等
宇治市立宇治小学校の事件 (2003年12月、宇治市、児童2名傷害)
オートロック、インターホンが設置されていたが、学校行事のため校門は開いており、犯人はここから侵入した。これを受けて校門を施錠して運用することとなったが、当初はダイヤル錠や南京錠での対応であったため、教職員の負担が大きくなり、それに対する不満も多く聞かれた。順次電気錠を導入し、平成16年一杯で完了した。
1)~3)の事件の共通点として以下の点が挙げられる。
・男性の単独犯
・凶器は刃物
・校門から侵入
これらのことから、枚方市としては校門をハード面でガードすることに注力してきた。
寝屋川市立中央小学校の事件 (2005年2月、寝屋川市、教職員1名殺害1名傷害)
この事件を受けて、大阪府知事から『大阪市を除く府下全て(733校)の小学校に警備員を配置する』との方針が示された。実際には府から各自治体への補助事業で、事業予算の1/2(上限80万円/校)を補助するという形になったが、5月中旬にようやくその補助要綱が明らかになった。枚方市としては2学期からの安全監視員の事業を、午前は地域のボランティア、午後はシルバー人材センターからの派遣という形でスタートさせることとなった。午前を地域のボランティアで対応することになった理由としては、当然予算的な制限もあるが、学校の中だけが安全であっても地域全体が安全でないと守りきれない面が出てくるということで、やはり地域全体で安全に対して関心を持ってもらおうという考え方に立ったものである。既に各地域で様々な取り組みをしてもらってきており、ボランティアはある程度集まるという手ごたえをつかんでいた。
今回のお願いをコミュニティにするにあたり、コミュニティの中にPTAが入っているという風に認識していたので、やり方についてはコミュニティにお任せしようと考えていた。実際にはPTAには主旨が伝わっていないという状況があった。コミュニティでは対応しないと回答された校区もあったが、そうしたところは校長を通じて有志の方を集めて何とかスタートを切っている。9/1時点では39校であったが、10/17時点では全45校でボランティアの方に立っていただいている。 11月に入ってから各校をお礼方々回っているが、まだ全ては回りきれていない。この件で、PTAとコミュニティがギクシャクしているところもあると聞いているが、今後も説明を重ねて理解を得られるよう努めていきたい。
質疑応答(以下PはPTA、Kは教育委員会)
第4ブロック
P:安全監視員は3年事業と聞いているが、継続的に運用されないのか?
P:子供達の安全をもっと前向きに考えるならば、積極的に予算取りして午前も午後と同額程度に引き
上げてほしい。理想的にはやはりプロの警備員を配置してほしい。
K:学校の安全、地域の安全に関しては『消費者でいるうちは本当の安全は確保できない』と考えている。税金を納めているからといって、警察にいてもらえればそれで安全かといえば決してそうではない。地域の方の目を学校及び地域の監視に向けてもらい、自分たちが関心を持つことで総体として担保されるものであるという風にならざるを得ない。『割れ窓の理論』というものがあるが、窓が割れたような場所は管理されていないと見られて、ゴミが捨てられたり落書きされたり、ひどい場合には火をつけられたりする。ニューヨークの地下鉄の落書きがなくなったのは、書いてもすぐに消されるということが徹底されたことによるもので、犯罪の発生率も半減した。管理意識を高めることとハード面の整備はセットであり、そういった取り組みを進めていかないとお任せではいけないと考えている。欧米では警察の活動そのものがコミュニティと一体化する流れにある。安全は行政だけでは持ちきれない問題である。
P:学校の中は行政の管轄であるので、コミュニティはタッチできないという意見がある。コミュニティに拒否されればPTAで引き受けざるを得ないが、そうなると今後ずっとPTAで実施していくことになってしまう。継続的に決まった方で回してもらえるとありがたい。
K:校区によって色々なやり方をされている。1,2人の方で継続的に回していくというやり方は、ある意味楽であるが、果たしてそれで安全の問題に対して関心を持ち続けてもらえるかというと疑問である。ある学校ではPTA会費を上げて、その分と市から出る費用とで独自に監視員を雇っているというケースがある。これはPTA会費を支払うことで安全監視に参加しているという意識を持たせるやり方である。それぞれの校区にあったやり方があると思うが、本当にどういったやり方が良いかは正直分からない。
第2ブロック
P:地域の関心を高めるのが目的か、安全を守るのが目的か、少し話しがズレているように思う。
何かにつけて予算と言うが、PTAでお金を集めて対応するということも無きにしもあらずなので、
スタンスを明確にしてほしい。
外国の話をしていたが、あくまで日本の話をしているので状況が全く違う。
登下校時ならまだしも、基本的に義務教育なのであるから、学校の中のことはまず行政できっちり対応すべきである。
P:予算が潤沢ではないと言っているが、府に対して要綱改正の要望をどうやっているのか?
近隣都市との連携はどうしているのか?
K:地域の関心を高めることで安全につなげていこうということなので、関心を持ち続けていただくことが手段である。行政側の責任ということで言えば正にその通りであるが、実態としてそれだけでは守りきれないということで、敢えて行政の責任を超える部分の話をさせてもらっている。
160(万円/年校)ではプロを雇うのは厳しいので、本当に警備員をこの費用で雇えると思っているのかという議論は府と大分やったが、結局シルバーやボランティアでも構わないという風に解釈が広がってきた。近隣都市ではプロが配置されているところは少ないというのが現状である。この問題に関しては近隣都市と連携は取れていないのが実情である。
P:全てを予算で括ってダメだと言っているが、それを言うなら情報開示をしっかりやってほしい。
例えば、45校に対してプロの警備員を雇った場合いくら必要なのか、それに対して市はいくら用意できるのか、といった確認をした上で更に知恵を絞った結果がこれである、という情報開示をしていくことが重要である。子供の安全が、市政の中でどの程度のプライオリティを持っているのか、枚方市としてどういった努力をして、その結果がこうなのだという説明をした方が、ボランティアを受ける地域としても納得しやすいのではないか。ボランティアをやった場合の評価ポイントのようなものを作って、例えば地域の大学生にインセンティブを与えて動員していくなどのやり方もある。色々な地域の成功事例があると思うが、よく調査してアイデアを出す機会を持つことが大事である。
K:情報開示についてはご指摘の通りであり、取り組んでいきたいと考えている。ボランティアに対する評価ポイントなども良い案であり、仕組みづくりを検討していく必要があると思うが、正直まだまだ勉強の足りないところである。成功事例についても、各学校の連絡会議などで色々な情報をいただいているので、公開できるようにしていく必要がある。子供の安全はプライオリティのトップであると思う。ただいまのところ市教委として重点的に取り組んでいるのは各校の耐震補強である。
P:人的災害と自然災害とでは、所管官庁も違うように全く別物である。もし本当にプライオリティが高いのならば、補正予算を組むということが可能であるはず。仮に1校当たり1千万円かかるとすれば全校で4億5千万円になるが、これが枚方市政に対してどれほどのインパクトがあるのか。市教委の中だけで検討するからダメなのであって、市長のトップダウンでやれば十分可能なのではないか。
K:ご意見の通りであるが、しかしプライオリティが高いからといって、必ずしもすぐに予算がつくというものでもないというのが現実である。
第1ブロック
P:当ブロックの概要として、今のところ各校ともコミュニティ側で集めていただいた要員で回してもらっているが、比較的少人数で対応しているところが多く、この冬を越した段階でどうなるか不安に感じているところが多い状況である。即ちコミュニティ側からPTAに対し協力を求められた場合にどう対応していくかを、ある程度考えておく必要があると感じている。
P:各校回っているということであったが、現場の監視員の方とちゃんと話しをしているのか。
当校では来年度からは最低週一回でもPTAで立てるように、総会を開いて対応していこうと考えている。ひとまず初年度のボランティアの方々に感謝状を出してもらいたい。
P:今回の安全監視員の件については、コミュニティに丸投げしたものと認識している。当校に関しては、最初の段階でコミュニティから蹴られており、なぜ学校の安全監視をコミュニティでやるのか、責任を持てないと言われた。最終的には校長のコネで一本釣りするような形で何とかスタートした。そもそも各コミュニティの会合の場に市教委が来て説明すべきだったのではないか。この点については反省してほしい。市長コメントで『子育てするなら枚方で!』とあるが、どうやって子供の安全を守っていくのかということを、常に意識しておかなければならないと思う。地域に関心を持ってもらうということでは、地域の方にどういう協力をしていくか、社会教育的な側面で市教委がイニシアチブをとって進めていくべき。少年犯罪が増加している現状からして、子供の育ちが昔より悪くなっているのが現状であり、そういう観点に立って予算措置をしてほしい。
K:感謝状については検討したい。コミュニティに対する説明の仕方については、十分でなかった面がある。社会教育的な取り組みについては、ご意見の通りであると思う。
第5ブロック
P:子供の安全がプライオリティのトップだということであったが、地域の目を向けることが安全につ
ながるということと既に矛盾しているように思う。プライオリティがトップならば、どんな手段をとってでも安全を守るということを第一に考えるべきで、地域の目を安全に向けるというのはあくまで一つの手段である。既に安全監視員をPTAで対応している学校もあるし、3学期からはPTAで対応してほしいと言われている学校もある。地域の目を安全に向けるというやり方は既に破綻している。どうすれば子供達の安全を守れるのかもっと真剣に考える必要がある。
まず、安全監視員はボランティアでやるべきことではない。見守り隊などは、どこに犯罪者が潜んでいるか分からない環境で実施しているのに対し、安全監視員は犯罪者がやって来るであろうということを想定して校門に立っている。危険度がまるで違う。やはり危険度を十分認識した上で契約を結んだプロの方に、責任を持ってやってもらうべきものである。午前のボランティアも午後のシルバーと同額の3千円とした場合、延べ200日で120万円になるが、これに45(校)をかけると5,400万円になる。この金額で警備会社に一括してお願いするのは無理なのか。もし無理なら幾らでできるのかを速やかに調査して結果を教えてほしい。要するにプロに近い方に立ってもらうとして、そのために必要な予算が幾らで、その予算をとるためにはどうすればよいのかということに知恵を絞っていきたい。PTAが安全監視員を受ける場合、全員の問題であると中々認識してもらえない。同じ人ばかりがやって、やらない人はいつまでたってもやらないというのが恥ずかしいことだがPTAの実情である。これに対して市教委が全員にかかわる問題なのだということを通達してもらいたいし、それに対する最善の策をとってもらいたい。
K:八尾市が過去に入札したケースで、1校当たり200万円でも落札しなかった。プロでということになれば200万円というレベルの金額では無理だと思う。危険度に関しては全く逆の意見ももらっており、安全監視員は監視小屋で守られているが、見守り隊はどこに危険が潜んでいるか分からないということで、受け取り方は様々である。基本的には危険なことをお願いしているというスタンスではなく、もし危険なことであればボランティアにお願いすることはできないと考えている。校門で人の姿を見せることで、犯行を思いとどまってもらうというのが基本的な狙いである。正直ハード面の対策で十分であるというのが本音であるが、人の目が加わることで1段レベルを上げることができたと考えている。今後も過去起きたような凶悪な事案が枚方でも起きると想定される状況で、ボランティアをお願いすることはできない。どの程度の確率でそのような事案が起きるかと考えた場合、通学路で交通事故に遭う確率の方がはるかに高いと考えている。
P:校門には危険があるという認識だからこそ、安全監視員をおいているはず。危険がないというのであれば、それは失礼な話ではないか。
第3ブロック
P:公立小学校の安全対策と地域で子供達を育てることは区別すべきことである。市の方針として地域コミュニティを巻き込む活動については一定の評価をするが、それとこの問題とは別の次元である。公立小学校の安全を守るということはボランティアにはなじまない。元々地域のコミュニティは市で立ち上げたものだが、何をお願いするにしてももう少し時間をあげないと難しい。皆でじっくりと話をして結論を出していれば、こんなことにはならなかったはずで拙速すぎる。安全のことを行政だけに任せようなどとは誰も思っていないと思う。地域で色々なことに取り組んできたことに対しては評価するが、今回の件については急ぎすぎている。もっとじっくり育んでいくべきものだ。
P:今後は今日の意見なども入れて、どうしていくかというアクションプランを示していただきたい。
枚方市PTA協議会 会長(福川妃路子)あいさつ
今回の件で一番の問題は、まずPTAに話がなかったということで、本来当事者であるはずの親に相談してくれなかったことであると感じている。結果的に、なぜ子供のことを親がやらないのかと言われているところも多い。こういった案件の場合はやはりまずPTAに相談してほしい。寝屋川のような事件が、今後もし枚方で起これば恐らく予算はすぐにつくと思うが、それが起こらないように何とかしたいと皆考えているのだから、予算が必要ならつくように動けばよい。あまり予算云々言ってほしくない。近隣の状況では、四條畷市と寝屋川市は一応プロを配置しているが、実際には道路工事の際の誘導員レベルの人であり、シルバーと大差ないというのが実情である。有事の際も通報はしてくれるが、格闘して犯人を確保するようなことまではしてくれない。また、安全監視員に関して様々な情報を収集して速やかに公開してほしい。うまくいっているところがあれば積極的に取り入れていけばよいし、もっと努力すべきである。以前、PTA会員が安全監視員のことをあまり知らないので、市教委の名前で周知する文書を出してほしいとお願いしたことがあったが、対応してもらえなかった。既に学校に周知してあるからということであったが、学校によっては全く周知していないところも結構あるので、やはりこうした案件は市教委の名前で親に直接周知してほしい。この問題については、今後とも2回3回と継続して議論していきたいと考えている。
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■ 先生と保護者の懇談会(第1回)の結果
Date : 2006/01/11 (Wed)
参加者は約150名と例年よりも多くの方に参加いただきました。
懇談のテーマは『①子供達の安全について』と『②先生と親とのかかわりをどう作るか』でしたが、時節柄どうしても①に重心がいってしまったことと、1グループの人数が20名を超え非常に多かったことで、②を議論するには時間が少なかったようです。反省点もありましたが、意義のある意見交換の場であったと思います。議事録を添付しておりますので参照ください。
(記)Tanaka
[ 枚方市PTA協議会小学校部会
『先生と保護者の懇談会』内容報告
枚方市PTA協議会小学校部会
第1回懇談会
<日 時>平成17年7月16日(土)14:00~17:00
<場 所>枚方市立教育文化センター
<参加者>教職員と保護者 約150名が参加
各20名程度の7ブロックに別れワークショップ形式で実施
<内 容>
1.子供達の安全について
日常生活の中では切迫したものは感じていなかったが、PTAに参加するようになって危機感を感じるようになった。(P)
集団下校するケースが多くなっているが、生指・PTAの協力体制ができているので大変ありがたい。(T)
家庭でも不審者について子供と話し合うことが多くなったが、あまり行き過ぎると人間不信になるのではないかと心配になる。(P)
緊急連絡網の情報が頻繁に流れてくるが、数日遅れのものが多く活用のしようがない。(P)
PTAだけでなく自治会やコミュニティを通じて地域全体がパトロールの意識を持つ必要がある。地域にも情報を流す仕組みが必要であると思う。(P)
放課後に子供達が残っていないので、コミュニケーションをとる時間がますます減っている。(T)
二学期以降、監視員は地域のボランティア及びシルバー人材センターの派遣になると聞いている。大阪市などはプロの警備員がつくのにどうなっているのか。(P)
見守り隊を募集して活動しており、父親の参加も結構多く活発である。PTAが非常にがんばってくれているので、教師の側も放っておけない。(T)
道を尋ねただけなのに不審者と受け取ってしまう子供がいる。不審者の見極めは、やはりある程度親が教えていく必要がある。(P)
学級連絡網を試験的にメールで作っている。電話番号を聞き出す業者が出てきて連絡網が作りにくくなっている。(T)
PTAから地域に対し、登下校時に合わせて犬の散歩や買い物、庭の水やり等をしてもらうように働きかけている。(P)
校内にサスマタを置いて先生に使い方の講習をしたり、監視員をボランティアにしたり、コストをかけずに安易に対処しようとしている。先生方の本来業務は教育であって防犯は含まれていないはずである。(P)
学級連絡網を廃止し子供会のルートで情報を流す形にしている。入会していない人には学校から直接連絡する。うまく機能しており結構好評である。(T)
全家庭でパトロール当番を回している。年に1,2回なので皆協力的で機能している。(P)
不審者情報を受けて早く下校させたのに、帰宅後すぐに遊びに出てしまうケースがある。母親が外に出てもかまわないと言ったらしく、危機感が薄いと感じる。(T)
不審者情報への対応で、放課後の貴重な時間が取られてしまう。(T)
学校がどんどん閉じていかざるを得ない時代になってきている。地域と子供達とのつながりを大事にしていく必要がある。(P)
二学期以降の監視員にプロの警備員を配置することが決定した。ボランティア等では不十分であるとの判断で、費用はPTA会費を増額して賄っていく予定である。(P)
他校に比べて親の関心が非常に薄い。地域をたのみにするよりもまず親が動くべきである。立ち番やボランティアを募っても手を挙げてくれる人が非常に少ない。(P)
学校で防犯訓練のシミュレーションをしている。笛を吹く練習もしている。(T)
2.先生と親とのかかわりをどう作るか
毎年クラス替えをする学校が多いが、2年ごとで良いのではないか。クラス替えでストレスを感じる子供もいる。(T)
2年間かけて関係を築ければと思っている。(P)
『お父さんの会』を今年から発足した。現状会員は12名程度で、近隣の学校とボーリング大会などしている。(P)
親御さんと親睦を深めたいと思うが、どうしても特定の方だけになってしまいがちである。(T)
参観のあとの懇談会は人数が少ない。こちらが聞いて欲しいと思う人に限って来てくれず、メンバーはいつも同じになってしまう。(T)
教師の側としても、当然親御さんと良い関係を作りたいと考えている。現実的には懇談会の機会くらいしか直接のコミュニケーションの場がない。(T)
懇談会に参加するお父さんは非常に少ない。(T)
父親が参加できる行事をもっと増やしていけば良いと思う。(P)
個人懇談のあと数日は子供達の表情が変わる(良い表情になる)。(T)
子供の口から学校の様子を聞くことがコミュニケーションとして大事である。(T)
教師側としては自分たちのやり方で工夫しながら、親御さんに働きかけていく必要がある。(T)
最近は子供に対しても気を使う。当然親に対しても気を使う。学校でケガでもすれば対応が大変である。親側はもう少し大らかにどっしりと構えてくれていたらと思う。(T)
親同士でコミュニケーションがとれているクラスは懇談会もやりやすいし、アクシデントがあっても解決しやすい。(T)添付]