『平成30年度 子ども人権啓発委員会 研修会開催』
『平成30年度 子ども人権啓発委員会 研修会開催』
「大切な心とからだ」
~子どもたちに伝えておきたい 生と性のはなし~
・平成30年9月26日(水)10:00~12:00
・輝きプラザきらら 7階大研修室
・参加人数 : 90名
① 「大切な心とからだ~子どもたちに伝えておきたい 生と性のはなし~」をテーマに思春期保健相談士 徳永 桂子氏にご講演をいただきました。
講師:徳永 桂子 氏
思春期保健相談士。2女2男の母。性教育、CAP、エイズ啓発、デートDV防止事業など、性・暴力防止をキーワードに、人権擁護活動をしている。様々な現場で、子どもたちとかかわっている体験から、子どもたちに寄り添うおとなのための研修も多い。著書:「からだノート~中学生の相談箱」、「LGBTなんでも聞いてみよう~中高生が知りたいホントのところ」、「家族で語る性教育」など。
性の話は、日本では恥ずかしいことというイメージが多くあるかと思いますが、そうではないこと。大人がしっかり正しい性の知識を持つことで子どもにも伝えて行けることがたくさんあること。または、その伝え方などをわかりやすく学びました。
自分の身体を正しく知ることで、自尊感情が生まれ、嫌なことは嫌と伝えることができ、大人に相談できるようになるとお話しいただきました。実際の小学校6年生向けの授業を実演、性に関するたくさんの書籍の展示などもありとても充実した内容の濃い研修会となりました。
②【全体の様子】
③【実際の小学校6年生向け授業の実演】
性被害の実態や、体の構造など人形をつかってわかりやすく説明してくださいました。
④【性に関するたくさんの書籍の展示】
⑤《参加者の声》(一部抜粋)
・とてもわかりやすく、すごく勉強になった。ありがとうございました。
・家に帰り、子どもたちに話していこうと思う。
・恥ずかしいことだと思っていたが、そうでないことがわかった。
・自分自身も知らないことが沢山あり、勉強になった。
・受け損ねた性教育を受けることができ良かった。
・間違った知識もあり今回話が聞けて良かった。
・子どもたちは、もちろん恥ずかしいことだと思っている現状を何とかしないとだめだと思う。
・先生のお人柄もあってか聞き入れやすく、やはり恥ずかしいという気持ちがある部分があったのも、スーッと性というものを受け入れることができた。
・性被害のことも知らなかった。
・「自分の心と体を大切、互いの心と体を大切にしていくこと」性に対する今までの自分の考えが大きく変わった。目からうろこ、理屈がわかり前向きに、恥ずかしくなく子どもにも話すことができると思った。
・子どもを犯罪から守るためにも、家庭で話さなければならないと思った。
・子どもにこう言えばいいということがとても分かりやすくためになったので、もっと日本の親たちに広がればいい空気感だと思った。
・この講演をぜひ、大人の男女、学校の先生などにも聞いてもらいたいと思った。
・本や絵本をたくさん紹介してくれわかりやすかった。
・小学校に講演に来て欲しい。
この他にもたくさんの声をいただきました。今後の活動の参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
⑥【子ども人権啓発委員会スタッフと講師徳永桂子氏との記念撮影】